©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

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広瀬すず 主演映画『水は海に向かって流れる』、全キャスト解禁! 予告編&ポスタービジュアルも公開

広瀬すずが主演を務める映画『水は海に向かって流れる』が、全キャストを解禁した。

同作の原作は、2021年に映像化もされた『子供はわかってあげない』で漫画賞を総ナメにした田島列島の傑作漫画『水は海に向かって流れる』。同作では、26歳OL・榊さんと高校1年生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの賑やかな日常を描いている。

過去のある出来事から“恋愛はしない”と宣言する主人公・榊千紗を演じるのは、広瀬すず。感情を表に出さないクールなオトナ女子役だ。榊さんに淡い想いを寄せる直達役は、大西利空。直達の叔父・茂道(通称:ニゲミチ先生)は、高良健吾。シェアハウスのムード―メーカーともいえる女装の占い師・泉谷には戸塚純貴。直達に想いを寄せ、榊さんに対抗心を燃やす同級生で泉谷の妹・楓役は、當真あみ。さらに、勝村政信、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久らが登場することが明らかになった。

監督を務めるのは前田哲。主題歌はスピッツが担当し、同作のために書き下ろされた新曲「ときめきpart1」が、登場人物たちの心情に寄り添い、この物語を一層彩っている。

今回公開された予告編では、広瀨すず演じる榊さんと大西利空演じる直達がカレーを頬張る食卓の風景からスタート。進学のために叔父・茂道(高良健吾)の家に居候することになった直達だったが、まさかのシェアハウス。そこに住む茂道(通称:ニゲミチ先生)、女装の占い師・泉谷(戸塚純貴)、大学教授の成瀬(生瀬勝久)、そしていつも不機嫌そうにしているが気まぐれに美味しいご飯を振る舞う26歳OL・榊さんの個性的な5人、さらに直達の同級生で泉谷の妹でもある楓(當真あみ)も混ざり、想定外の共同生活の模様が映し出される。

“別に……”“何?”“聞いてないけど……”“よう、知らんけど”といつもツンとクールな榊さんに淡い想いを抱き始める直達は“榊さんって彼氏とかいるんですか?”と直球の質問を投げかけるが、“私、恋愛しないので”とはっきり言い放たれてしまう。大学教授・成瀬の“千紗ちゃんは16歳のまま時間が止まってる”という意味深なひと言や、榊さんの“恋愛はいつか終わるんだよ”という言葉。彼女はなぜ、笑わなくなってしまったのか。彼女が恋愛を止めてしまった“本当の理由”とは。10歳年下の直達の純粋で真っ直ぐな想いが、彼女の心を揺らし、止まった時間を動かしていくのか。

併せて解禁されたポスタービジュアルでは、予告でのクールな榊さんとは対照的に、海をバックに儚げで柔らかな表情の榊さんを切り取っている。榊さんと彼女を憧れのまなざしで見つめる直達との“年の差2ショット”、2人を取り巻くシェアハウスの面々が家族写真のように写る1枚は、個性的でユーモアあふれるキャラクターたちとのやり取りにも一層期待が膨らむビジュアルとなっている。

なお、3月17日(金)よりインターネットで座席予約ができる前売り券ムビチケカードの発売も決定。数量限定で、ビジュアルを使用したオリジナルクリアファイルも付いてくる。

コメント

草野マサムネ(スピッツ):
世の中ポジティブシンキングだけでは乗り切れないよなぁ、そんなことを考えさせられる、心に残るというより“心に引っかかる”お話です。それでもやっぱり障壁を乗り越えて、出会いの“ときめき”を大事にしたい。なのであえてポジティブな曲を作ってみました。元気なイメージの広瀬すずさんが今回は翳りのある役というのも楽しみです。

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広瀬すず:
映画が完成した最初の試写でスピッツさんの主題歌を初めて聴いて、嬉しく、ご縁があるなと思いました。映画を観たすぐ後でしたので、榊さんの気持ちと曲がとてもリンクしました。“大人なんだけど大人じゃない。子供なんだけど子供でもない“絶妙なポジションにいる榊さんの中の、からまった糸がほぐれていくような印象を受けました。榊さんへ“もっとフラットに生きていいんだよ”と言っていただいているようでした。この曲はpart2があるのでしょうか……?(笑)

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