MyDearDarlin’[ライブレポート]大いなる熱狂を生んだ中野サンプラザホールワンマン

MyDearDarlin’[ライブレポート]大いなる熱狂を生んだ中野サンプラザホールワンマン

MyDearDarlin’[ライブレポート]大いなる熱狂を生んだ中野サンプラザホールワンマン

MyDearDarlin’が、2月27日(月)に中野サンプラザホールに4thワンマンライブ<君の声>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

MyDearDarlin’ 4thワンマンライブ<君の声>中野サンプラザホール(2023年2月27日)

取材&文:石山喜将
撮影:ワタナベタイシ、ポテ ヤマムラ

今回の4thワンマンライブのテーマは、”MyDearDarlin’ ワールドへようこそ”。このテーマのため、ステージ上にはそれぞれのメンバーカラーのハートがプリントされた6枚の扉と、ハート型の風船が装飾される、2階建ての豪華なセットが組み立てられていた。

開演時間になると、暗転。会場のスクリーンに映像が流れる。映像はプログラミングのコードが打たれる仕様で、メンバーの写真とテロップがテクノロジックに表示されるもの。この日は声出し可能ライブということもあり、早速、大きな歓声が上がった。ここから一気にMyDearDarlin’の世界へと全員が入り込んでいく。

4thワンマンライブの口火を切ったのは「告白」。イントロが流れると、メンバーそれぞれがステージに常設された扉から登場。活気ついていく。メンバーは新衣装として、ピンクと薄い紫の中間色を基調に、黒のレースなどが付いた、可愛さとカッコよさを兼ね備えているものを身に纏っていた。「告白」の愉しげな雰囲気とポップなダンスに合わせて、観客が大きくコール&MIXを打ち、サイリウムを振って盛り上がっていく。スタートからマイディアが屈指のパフォーマンスを披露。綺麗に揃ったダンスをしながら個性を輝かせて、トップギアへ入れていった。

次に、爽やかさと軽やかな歌唱が魅力の”青春”を体現する「恋するトップノート」で連携の強さを見せ、ライブで人気のあるアッパーチューン「アイスクリーム」ではクラップや振りコピで熱量を高めていく。どんどんアクセルを踏み込んでいくかのように、メンバーの力も入っていく。

3曲を終えると、挨拶を兼ねて、葉山かえでが煽りを行ない、盛り立てる。次の曲をタイトルコールすると大きな歓声が会場に響いた。ミドルテンポの楽曲で、あどけなさと、どこか安心感をもたらす「ワガママHOLiDAY」へ。最後にはメンバーの直筆で感謝を綴ったサインがスクリーンに映し出される演出も。

タイトルの通りドキドキさせるようなキュートさが詰まったナンバー「DokiDokiロングバケーション!!!」では、テンポのよさに合わせ、勢いのあるパフォーマンスを見せた。2人で大きくハートを作ったり、ノリノリな姿を見せたりと楽しそうに歌い、踊る。マイディアらしく、こだわり抜いたダンスも魅力的。マイディアのパフォーマンス力の真髄を感じることができる。会場の熱もどんどん上がってきた。《ここから始まる物語》という歌詞にあるとおり、まだまだマイディアの4thワンマンライブは始まったばかり。最後に扉から赤色のハート型風船を出して、ポーズ。

次はこれまでの楽曲とは少し異なり、美麗に細部まで神経を通らせたようなダンスが魅力の「ポケット」で、観客を見惚れさせる。青の照明が照る中で、ゆったりと品がある美々しい踊りを見せ、世界観を存分に表現していた。

このブロックの最後は、盛り上がりをさらに高めるライブでの定番曲「ナノLOVE」。キラキラのサウンドに合わせて、キラキラと可憐な姿を魅せていった。全員が一緒に踊り、一体感を高めていく。葉山かえでが《大好きなの》とセリフを呟くと、大きな歓声が沸いた。オーディエンスは、どんどんとマイディアのくり出す世界に入り込んだ。

メンバーが一旦、ステージをあとにすると、“Are you Ready?”というカウンドダウンで、期待を煽る映像が流れると、再度メンバーがステージへ。MyDearDarlin’の振り付けを担当しているSAKANAがMCとして登場し、MyDearDarlin’のワンマンライブでは初のバラエティコーナーを実施することに。

まずは3人ずつのメンバー分けを行ない、その結果、咲真ゆか、東條ゆりあ、水城梓のチーム“イケギャル”(略して、ギャルチーム)と、是枝優美、葉山かえで、夢実あすかのチーム“みんちゃんズ with ペンギン2匹”(略して、ペンギンチーム)となった。

1番目のゲームは「キュンキュンさせちゃえ! モノボケ告白」を実施。扉を選んで、中に入っている物でモノボケをしながら愛の告白をするといったもの。

最初は、葉山と咲真が対決。葉山は札束、咲真はネギを手にすることに。当初、得意分野と思われた葉山が告白セリフを失敗し、ネギをウマく使った咲真に軍配が上がった。続いて、水城と是枝が対決。是枝はたぬきの信楽焼、水城はバトミントンラケットが手元へ。全員がジャッジするのではなく、会場から選ばれた2人がこの対決をジャッジすることとなった。そしてたぬきの信楽焼を ウマく使った是枝が勝利。最後は、東條と夢実が対決。東條はピコピコハンマー、夢実はライトセーバーを手にし、接戦の末、東條に軍配が上がった。

次の対決は「心をひとつに! ポージング対決」。代表メンバー1人が2Fに上がり、残った2人がその代表者が考えるポーズを取るというもの。まずはペンギンチームから是枝が代表者になり、“ディズニーランドで写真を撮るよ! どんなポーズ?”を行なうも、是枝のポーズは予想できず、失敗。次のギャルチームは、咲真が代表者になり、“犬”のポーズを行なった。水城が咲真のポーズを当てて、ギャルチームにポイントが入った。

最後は、再び観客参加型で実施し、観客のポーズを当てることに。マイディアメンバー全員が参加し、“ギャルに憧れている人がやりそうなピース”のテーマでポーズを取ると、全員が正解。続くテーマ“必殺技”では、咲真、水城が当てて、このコーナーはギャルチームの勝利で幕を閉じた。

ワンマンで初のバラエティコーナーに、多くの人が楽しんでいた。その後は、再び楽曲の披露へ。

8曲目は、3周年アニバーサリーライブで初披露された「Kaleid0scopE」。クールで疾走感全開のサウンドに合わせて、ラップをしたり、気持ちが漲るような熱い歌唱を解き放ったりと、全身全霊のパフォーマンスを披露した。落ちサビでは、葉山かえでと東條ゆりあが魂を込めた歌声を響かせた。これまでのマイディアの楽曲とはまた違う、このカッコよさあふれる楽曲は、彼女たちの新たなポテンシャルを引き出す。圧巻のパフォーマンスでオーディエンスを圧倒すると、会場全体が気持ちを昂らせていく様子が見られ、さらに熱気が上昇していった。

「Symphony #5」のイントロが流れると、大きな歓声が。1人ひとりが個性を輝かせながら、激しいステージングを展開。続いて、“憂鬱”を晴らすようにエネルギッシュな「一生涯オリジナリティ」で力強い姿を見せていく。「僕らの詩」では、《oh oh oh》と全員でシンガロングしながら、メンバーとオーディエンスの心を1つにしていた。

そして、マイディアのアンセムと言える「FLOWER」では、端麗な歌声と拳を掲げる綺麗なパフォーマンスを届けた。

ライブタイトルになっている「君の声」では、長めにアレンジされたイントロ中にメンバー1人ひとりが感謝を述べながら、“まだまだ盛り上がっていくぞ!”と強い煽りを発した。終盤には咲真ゆかの圧巻の歌唱から、東條ゆりあのパワフルな歌声へと繋いでいく。気持ちを全面に出しながら、見事な歌声を聴かせる。そんなマイディアへ、観客が”声”を届ける様子も、その関係性も素晴らしい。

ここまでのステージで、MyDearDarlin’がデビューしてからの3年間の成長を存分に感じさせていた。

咲真ゆかはグループを牽引する圧倒力と感性、東條ゆりあは元気さと空間を作り上げる爆発力、葉山かえでは知性と表現力、是枝優美は癒しと変幻自在のアクト、水城梓は柔らかさと独自の世界観、夢実あすかはムードメークと懸命さを、それぞれがお互いに持ち寄って形成されているのが、今のMyDearDarlin’だ。

MyDearDarlin’というグループを通して、6人がそれぞれ成長してきた先に表れた”個性”が、グループという”組織”で調和し、マイディアの”力量”へと繋がっている。その6人の団結が、最高のステージを彩る。改めてそう感じさせながら、本編最後は、MyDearDarlin’始まりの曲「MyDear」をドロップ。最後まで会場を温かく包み込み、本編は終了した。

メンバーがステージを去るとすぐにアンコールが起こった。声出し可能ということから、マイディアにとって久々の生の声でのアンコールが、会場に響き渡っていた。

Tシャツに着替えて再登場したメンバーが、アンコール1発目に披露した楽曲は、新曲の「 君色ダイアリー」。疾走感とポジティブなサウンドに合わせた、活力のあるパフォーマンスが特徴的だ。《時には涙したって ちょっと立ちすくんだって 世界に一つだけのストーリー》という歌詞は、MyDearDarlin’の今までと重なり合っていく。そんな想いを胸に、勇敢に歌い続ける。MyDearDarlin’の夢、希望をこれから叶えていくと言わんばかりに眩い光を放つ6人。諦めず、前に進む。決意を固めて、これから高みを目指していく。そんな想いを、この歌に昇華させ、観客を感動の渦に巻き込んだ。

次のMCでは、MyDearDarlin’から発表が。2023年7月15日(土)に河口湖ステラシアターにて5thワンマンライブを開催。この発表に、会場から歓喜の声が上がった。初の野外でのワンマンライブ、そしてグループ史上最大規模となる。

この発表を受けて、東條ゆりあは“マイディアにとっての初めての野外ワンマンライブということで、今年の夏はMyDearDarlin’が熱い熱い熱い夏をお届けするので、ぜひ2023年7月15日は河口湖ステラシアターで会いましょう!”と意気込みを述べた。

そして、最後の2曲としてキラーチューンを用意。爆発力があり、クールで勢いのあるナンバー「MDDシンドローム」、ロック調で熱い空間へと変貌させる「トーキョーガール」を披露。咲真ゆかこが“明日のことは考えず、一旦忘れて最後まで1つになりたいと思います!”と煽ると、オーディエンスから地響きのような強いMIXが起こった。メンバーが最後まで魂のこもった熱いパフォーマンスを果敢に魅せると、それに対して、観客は声やジャンプで応える。文字どおり“熱狂”が再度生まれていた。いや、熱量は最高潮だった。「トーキョーガール」の最後で、6人がバズーカを発射し、楽曲の披露は終了。

最後に咲真ゆかが“もっともっと前に向かって頑張っていきますので、これからもMyDearDarlin’の応援よろしくお願いします!”と述べて、観客に感謝のお辞儀をし、MyDearDarlin’の4thワンマンライブは終焉を迎えた。

着実に前に進み、貫禄すらも出てきたMyDearDarlin’。夏の野外ワンマンライブでは、どれだけ熱いステージを見せてくれるのか。これからもどんどん躍進を続け、確固たる地位を築く予感がするMyDearDarlin’には注目し続けたいところだ。

MyDearDarlin’ 4thワンマンライブ<君の声>

2023年2月27日(月)
中野サンプラザホール

SE
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