エビ中［イベントレポート］白熱のチームバトルと多彩なパフォーマンスで魅せたFCイベント

オープニング映像は某大人気格闘技番組風となっており、エマ軍とユナ軍での対決を告げた。メンバーの慣れない強面の演技に会場には笑い声が漏れた。映像が終わるとお笑い芸人のGたかしが登場。Gたかしの“出てこいやー”の呼び込みで、エマ軍（真山りか、安本彩花、小林歌穂、風見和香、桜井えま）とユナ軍（星名美怜、中山莉子、桜木心菜、小久保柚乃、仲村悠菜）が客席を通って姿を現した。

エマ軍とユナ軍での対決は5番勝負。ゲストとして佐々木憂流迦選手、杉山しずか選手、そしてエビ中マネジャーである藤井校長が審査員を務めた。

先鋒戦は、安本彩花vs中山莉子。ジャンケンに勝利した方が対決内容を選ぶ権利が与えられ、選択権を勝ち取った中山はダンス対決を選んで勝負を開始。流れてきた音楽に対して、どれだけ早くダンスを合わせられるのかを競い合い、お互いにキレのあるダンスを披露。その結果、ユナ軍の中山莉子が勝利した。

次鋒戦は、真山りかvs小久保柚乃。選択権を勝ち取った真山は叩いて被ってジャンケンポン対決を選択。1勝1敗となり、3戦目では小久保柚乃が勝利を収めて、ユナ軍が2勝目となった。

中堅戦は、小林歌穂vs桜木心菜。選択権を勝ち取った桜木は、ノーリアクション対決を選んだ。ノーリアクション対決は、足ツボをされてもノーリアクションでいられるかという内容。先行の小林は持ち前の演技力を活かしてノーリアクションで耐え切った。後攻の桜木も無表情を装うも少し笑みをこぼす場面が。僅差でエマ軍の小林が勝利となった。

副将戦は、風見和香vs星名美怜。選択権を勝ち取った星名はジェスチャー対決を選んで勝負をスタート。先行の風見は、2問目のお題“停電”で詰まってしまい、1問正解に留まった。後攻の星名は、快調にジェスチャーをこなして8問の正解を挙げて勝利。

大将戦は、桜井えまvs仲村悠菜。負け越しているユナ軍が対決内容選択権を得て、仲村は二人羽織対決をチョイス。二人羽織対決は、“きつねうどん”をウマく食べられるのかという。先行は、ユナ軍の桜木・仲村ペアで、仲村は不安を口にしていたが、桜木は器用にうどんをつかんで口元へ運ぶ。しかし、お揚げが大きく中々食べられずにタイムアップ。ユナ軍の真山・桜井ペアは後攻の利点を活かして、2口3口と器用に口元に運んで、見事エマ軍が勝利を収めた。

対抗戦は3勝を挙げたユナ軍が勝ち抜き、幕を閉じた。

後半のライブパートは、メジャーデビュー曲「仮契約のシンデレラ」でスタート。TikTokでも昨年話題となった「まだX2売れたいエモーション!」、インディーズ時代の名曲「ザ・ティッシュ〜とまらない青春〜」、ダンスナンバーの「さよなら秘密基地」と、序盤から観客のテンションを高めていった。

MCでは、フルバージョンの自己紹介へ。この日、声帯結節の治療のため声が出せない星名は、筆談とスマホ音声によるトークで笑いを誘うなど、個性溢れる自己紹介を展開。張り切りすぎて靴が壊れてしまうというハプニングが起きた桜木が“まだまだ楽しむ準備できてますか？　それでは行きますよー！　よしっ！！！”と気合いを入れて、「熟女になっても」、「ハイタテキ！」、「未確認中学生X」、「HOT UP!!!」、「Go!Go!Here We Go!ロック・リー」といったハイテンポな盛り上げ曲で、会場は一気に最高潮を迎えた。

「Bang Bang Beat」で熱い感謝の想いを届けると、「ボイジャー」では一転して、会場を一気に和やかムードに。最後に「キングオブ学芸会のテーマ～Nu Skool Teenage Riot～」を歌唱。パフォーマンスを終えて、ライブパートは終了。

真山から“ここでお知らせがあります！”との紹介とともに、4月から7月にかけて全国春ツアー＜私立恵比寿中学spring tour 2023～100%ebism～＞の開催を発表。盛大な拍手が巻き起こり、終始大盛り上がりの中、FCイベントを締めくくった。

なお、このライブの模様は、後日『秘密結社★ブラックタイガー』オフィシャルサイトにて配信が予定されている。