Gran☆Ciel[ライブレポート]バンドとともに解き放った多彩なパフォーマンス

Gran☆Ciel[ライブレポート]バンドとともに解き放った多彩なパフォーマンス

Gran☆Ciel[ライブレポート]バンドとともに解き放った多彩なパフォーマンス

Gran☆Cielが、1月29日(日)に品川インターシティホールにて<3rd one man live -Future->を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

Gran☆Ciel<3rd one man live -Future->品川インターシティホール(2023年1月29日)

同公演は、11月1日(火)発売の1stアルバム『Future』のリリースを経て開催。Gran☆Cielのワンマンといえば、全編フルバンドで迫力のあるライブ演奏を届ける構成となっている。

オープニング映像後のGran☆Ciel冬の定番曲「スタークラシック」よりライブはスタート。前回のワンマンの1曲目は紗幕と照明を使った演出だったが、今回はメンバーの夢咲りりあが客席を歩き、しっとりと雰囲気のある歌唱から始まった。

序盤は「ひみつDIARY」「Do you love me?」とアルバムに収録されている楽曲を中心にステージを展開。「雲」「Tomorrow」「願いYou &I」とアルバムの中でも特徴的な世界観がある曲が続き、幅広いサウンドでライブを彩った。

その後、ワンマンでは恒例のアコースティックコーナーへ。「蒼の向こう」「明日へ!」「ナツオト」とJewel☆Ciel時代の代表曲を届けた。心地よいアコースティックアレンジの中、「明日へ!」は曲中盤からコミカルな曲調となり、原曲とは違った雰囲気が味わえた。グループを代表する楽曲がアコースティックでパフォーマンスされ、Gran☆Cielの楽曲の幅の広さが感じられた。

ライブ本編終盤は、今回のワンマンのタイトルにもなっている「Future」から始まり、ここからはゲストギタリストの三宅英明が入り、バンドサウンドにさらに厚みが増す。「夢ガチャ☆」「Message!」「short story」「夜明けBrand New Days」とGran☆Cielのライブ終盤のアゲ曲が続く中、ラストは「この声」。メンバーの想いがパフォーマンスと楽曲とともに力強く伝わってきた。

アンコールではワンマンのグッズとして製作されたTシャツを身に纏ったメンバーが「First Star」に乗って登場。曲の終盤ではメンバーが客席に飛び出して会場との一体感をさらに高めた。

アンコール2曲目に披露したのは、新曲「つなぐ」。こちらは、5月23日(火)発売の2ndシングルに収録予定の楽曲。作詞が利根川貴之、作曲が三宅英明という、Gran☆Cielの楽曲ではお馴染みの作家陣が初めてダッグを組んだ注目曲だ。

シングルの発売と7月16日(日)にZepp Shinjukuで<4th one-man live>を開催することを発表すると、ラストは「虹」をパフォーマンス。シングルリリース、Zepp Shinjukuワンマンへ向かって歩んでいくGran☆Cielの象徴となる曲で、ワンマンライブは終幕した。