TEAM SHACHI[ライブレポート]地元ゲストとともに心を込めて作り上げた多彩なステージ

TEAM SHACHI[ライブレポート]地元ゲストとともに心を込めて作り上げた多彩なステージ

TEAM SHACHI[ライブレポート]地元ゲストとともに心を込めて作り上げた多彩なステージ

TEAM SHACHIが、1月28日(土)にZepp Nagoyaにて<トーカイ王国祭>を開催した。

同公演には、タイトルにちなんで、彼女たちの地元である東海エリアに所縁のあるゲストが出演。

本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

TEAM SHACHI<トーカイ王国祭>Zepp Nagoya(2023年1月28日)

TEAM SHACHI<トーカイ王国祭>第1部/Zepp Nagoya(2023年1月28日)
ポスト
TEAM SHACHI<トーカイ王国祭>第1部/Zepp Nagoya(2023年1月28日)

久しぶりの名古屋でのライブに、ファンが心を躍らせてメンバーの登場を今か今かと待つ中、開演定刻に「OVERTURE〜ORCA〜」が流れると、TEAM SHACHIのライブでお馴染みのホーン隊・ブラス民が登場。

華やかなホーンが会場に鳴り響き、<トーカイ王国祭>の開幕を告げると、1曲目に「カントリーガール」を披露。故郷を思う歌詞を軽快なサウンドに乗せながら届けるポップナンバーを踊り歌うと、そのまま「首都移転計画」へ突入。《つけてみそみそ かけてみそみそ》というキャッチーかつ中毒性たっぷりのメロディを届けた。

3曲目の「東海コンプライアンス」では、“東海あるある”の毒っ気あるネタを自主規制音を加えながらユーモアに歌唱し、会場は早くも“トーカイの色”に包み込んだ。

MCでメンバーの自己紹介を終えると、事前アナウンスされていたコラボが早くも実現。TEAM SHACHIがイメージキャラクターを務めている、スガキヤの“スーちゃん”がステージに登場するとYouTubeで一緒に踊ったことがある「わたしフィーバー」をコラボで初披露。スーちゃんのキュートなフォルムとダンスで会場は温かい空気に変えた。

ライブパフォーマンスは続いていき、<王国祭>の企画コーナーへ。第1部のコーナーは「足らんならまだまだ踊ろう!!歩数計対決!」。抽選で決まった2人ずつに分かれて、歩数計の合計カウントが多かったチームが勝利というシンプルなゲームだが、実はこれまでのライブ中、ずっとメンバーの衣装に歩数計を忍ばせていたことが判明。現時点での数字に加えて、企画コーナー中に流れる楽曲「こだま」を全力で踊り切ったあとの合計数で勝敗を競った。

企画コーナーを挟み、ライブは早くも後半戦へ。ロックマンとのコラボで話題になったTEAM SHACHIの代表曲の1つ「Rocket Queen feat.MCU」をパフォーマンス。背面には高難度音楽ゲーム『ROCKMAN20XX -戦え!TEAM SHACHI-』の全クリ映像が流れる中、Dr.Wilyのテーマを大胆にフィーチャーしたラウドポップチューンを解き放った。

その後も、チームしゃちほこ期から続く“シャチ”のライブの真骨頂であるアッパーソングを連続で畳み掛け、寒波の中でもおかまいなしの熱量で高ぶっている中、映像トレーラーが流れる。その映像では、同じ東海エリアから活動しているカミングフレーバーとTEAM SHACHIがコラボユニット「シャチフレ」を結成、3月1日(水)に1stシングル「I’s PRIDE」をリリースすることをアナウンス。その流れで「overture」が会場に響き渡ると、白の新衣装に包まれたシャチフレのメンバー10人がステージに姿を現した。メンバーそれぞれが持つアイドルとしての誇り、プライドを込めて、壮大で力強いバラードナンバー「I’s PRIDE」を初披露すると、MCを挟み、カップリングに収録される「超・ワルプルギス」も惜しみなく歌唱。「超・ワルプルギス」は、まるで閉園後の怪しげな雰囲気のテーマパークのパレードに誘われているかのような雰囲気と、賑やかに重なっていく10人の声が双方の魅力として共存するライブナンバーとなっている。

アンコールでは「でらディスコ」を披露し、再び本日のゲストである、スーちゃんとカミングフレーバーがステージに登場して大団円の中、<トーカイ王国祭>第1部は幕を閉じた。

TEAM SHACHI<トーカイ王国祭>第2部/Zepp Nagoya(2023年1月28日)
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TEAM SHACHI<トーカイ王国祭>第2部/Zepp Nagoya(2023年1月28日)

18:30から行なわれた<トーカイ王国祭>第2部では、第1部公演とはガラリと変わり、「It’s New 世界」からスタート。エモーショナルに歌い上げると、続いて地球規模の愛を歌った変則的なポップス「愛の地球祭」を投下して会場を沸かせた。

MCで自己紹介を終えると、名古屋城から来た『名古屋おもてなし武将隊』が演舞を披露。武将隊の気迫あふれる演舞に会場が見惚れると、続いて登場したのは、現在<Jリーグマスコット総選挙2023>で、“前鯱未到”の3回目のマスコット王を目指す、名古屋グランパスのマスコット「グランパスくん」。グランパスくんと名古屋おもてなし武将隊と「シャッチーチャンス」を届けると、曲中でも武将隊が演舞を見せたり、グランパスくんは愛らしくファンサービスを行ない、特別な演出となった。

企画コーナーでは「鳴かぬなら踊って当てよう!曲当てジェスチャーゲーム」を実施。パートナーが声を発さず、振り付けも禁止の状態で身体で表現した曲名を当てるというゲームで、振り付けを禁止された中で全力で伝えようとするメンバーの必死な姿にファンも笑顔になった。

後半戦では「抱きしめてアンセム」や「舞頂破」など、ライブアンセムを連続投下。会場の熱気も最高潮になった。

続いて、シャチフレの映像トレーラーが流れると「overture」が流れ、シャチフレの10人がステージに登場。第1部に続いて、「I’s PRIDE」「超・ワルプルギス」をパフォーマンスした。アンコールではオールラインナップで「エンジョイ人生」を歌唱し、エンディングに入った時にBOYS AND MENの田村侑久が登場。別の仕事があったが、急遽<トーカイ王国祭>のために駆けつけ、初の<トーカイ王国祭>は大盛況の中、幕を閉じた。

なお、TEAM SHACHIは、2月25日(土)にLINECUBE SHIBUYAで<SHACHI CARNIVARL〜仮面を外してワックワク!?はちゃめは祭典〜>公演を控えている。また、シャチフレは、2月14日(火)に、この日初披露した「I’s PRIDE」の先行配信とMVを公開。4月20日(木)には愛知県・名古屋ダイアモンドホール、5月18日(木)には東京都・新宿BLAZEにて、それぞれTEAM SHACHIとカミングフレーバーの対バンイベントを実施。詳細は後日発表となる。

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