【連載】RaMuのムビずきゅ！第21回：＜未体験ゾーンの映画たち2023＞「いいところは、めちゃくちゃギャンブルなところ」【連載】RaMuのムビずきゅ！第21回：＜未体験ゾーンの映画たち2023＞公開映画（『Virus:32』『ミッドナイト・マーダー・ライブ』）

やぴ！　RaMuずっきゅん！

今回は今ヒューマントラストシネマ渋谷で開催されている＜未体験ゾーンの映画たち2023＞で公開されている映画について紹介します！！

なんと今年は、『シネマンション』が公式アンバサダーに就任したんですよ！　ちょーありがたい！

1月8日と22日に上映会を行なって、『Virus:32』と『ミッドナイト・マーダー・ライブ』を観たのでレビューしていきます！

『Virus:32』

ウルグアイの映画で、勤務先のスポーツジムに子どもを連れ込むダメダメな母親と腕を骨折した娘。突如モンテビオで謎のウイルスが発生し、町はゾンビだらけに……。


そうです！　ゾンビものです！　ただ、ちょっと注意してほしいのが、この映画はあくまでゾンビが主体ではなく親子の成長ものとして観た方がよさそうです。私は普通に好きでした！

建物内で親子が離れ離れになってしまうのですが、そこからどういう風に母親は成長していくのかが肝です。途中で出会う生存者夫婦も実は奥さんが感染しており、しかも妊婦。なかなかずっしり重い、心のカロリーをとても消費してしまうような映画でした。


『ミッドナイト・マーダー・ライブ』

40年続くご長寿ラジオ番組のパーソナリティをしているエルヴィス。生放送中に“お前の妻と子どもを殺す”と犯人から電話が……。

メル・ギブソン演じるエルヴィスと犯人とのやり取りに手に汗握る展開には目を離せません！

が！！

これ、ワンシチュエーションサスペンスものとして存分に楽しみたい人としては、最後に結末に肩透かしを食らうかもしれません。そのぐらい途中でジャンルが変わってきます！　うわ～これ以上言えね～！　もはや予告映像も観ない方がいいかも！　あとフライヤーの裏も！　最後まで我慢して観てほしい映画です。

『THE GUILTY ギルティ』のような映画が大好きな私は、最後思わず笑っちゃいました（笑）。