![THE ORCHESTRA TOKYO[ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル ライブレポート]物語性と世界観のある楽曲で作り上げたエネルギッシュなライブ空間](https://img.popnroll.tv/uploads/news_item/image/30762/large_THE_ORCHESTRA_TOKYO_PnR_021-watermarked.jpg)
THE ORCHESTRA TOKYO[ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル ライブレポート]物語性と世界観のある楽曲で作り上げたエネルギッシュなライブ空間
THE ORCHESTRA TOKYO[ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル ライブレポート]物語性と世界観のある楽曲で作り上げたエネルギッシュなライブ空間
<ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル>が、2023年1月7日(土)にEX THEATER ROPPONGIにて開催された。テレビ朝日が主催する真夏のアイドルイベント<六本木アイドルフェスティバル>の番外編となる同イベント。今回は、多種多様な全22組のアイドルが楽しく、華やかなパフォーマンスを披露し、新年の六本木を彩った。本記事では、当日券も完売となった満員の会場で熱狂を生んだTHE ORCHESTRA TOKYOのライブレポートをお届けしよう。
THE ORCHESTRA TOKYO<ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル>EX THEATER ROPPONGI(2023年1月7日)
取材&文:赤木一之
壮大なイントロから始まる1曲目の「ハニートラップ」で入場すると、スイングジャズのような曲調に流川乃莉子の艶やかな歌い出しからスタート。黒をベースに白とゴールドをあしらった煌びやかな衣装、軽やかなステップと色気のあるダンス、4人の妖艶な歌声が、この曲が持つ夜の男女の物語の雰囲気にマッチ。まるでミュージカル映画のワンシーンのようだった。
そこから、幻想的なイントロが印象的な「メトロノーム」へ。こちらは「ハニートラップ」とは反対に、ピュアな青春ストーリーを思わせる楽曲。クラップ音から《チク……タク……》と4つ打ちへ大きく展開し、気持ちが高まっていく。


ブルーのライトがバキバキに照らされたところで、ロックナンバー「Checkmate」に突入。平澤芽衣が出だしのパートを、流川がタイトルの《Checkmate》をカッコよく決める。流川の声はもはやドスが効いていて男前だった。中盤の流川のロングトーンでは拍手が起こり、再び《Checkmate》を決めてメンバー全員でヘドバン。アツい歌声と攻めの姿勢に、会場のボルテージもさらに上昇した。
観客を圧倒すると、疾走感のある「STRiNGS」へ。間奏の《WowWow》でファンと一緒に拳を突き上げると、裕木真生、平澤、流川、大石花音へとソロパートを繋ぎ、平澤が落ちサビを担当。4人がたっぷり感情をこめた歌声を響かせて、グループの力強さを見せつけた。
「RIOT PARTY」では、ラストを飾るに相応しい、未来への光を示すかのようなロックサウンドを解き放つ。爽やかな笑顔で歌い終わると、流川がアウトロで挨拶をし、颯爽と舞台を後にした。その姿も粋だった。



THE ORCHESTRA TOKYO<ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル>
2023年1月7日(土)
EX THEATER ROPPONGI
ハニートラップ
メトロノーム
Checkmate
STRiNGS
RIOT PARTY