女優・浅川梨奈の役作りとは?『黒い乙女Q/A』インタビュー【前編】

女優・浅川梨奈の役作りとは?『黒い乙女Q/A』インタビュー【前編】

女優・浅川梨奈の役作りとは?『黒い乙女Q/A』インタビュー【前編】

浅川梨奈が主演する映画『黒い乙女Q』(5月31日(金)公開)から一週間。『黒い乙女A』(8月16日(金)公開)の公開も控え、浅川梨奈へのインタビューが到着した。

前編では、今回の主演映画の見どころから撮影エピソード、役作りのこだわりまでが語られている。

浅川梨奈
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浅川梨奈

──映画『黒い乙女Q/A』の主演が決まったときの心境を教えてください。

浅川梨奈(以下:浅川):
グループ卒業後初の主演映画で、私がすごく好きな世界観の作品なので個人的にも思い入れがありました。また、マネージャーさんから監督の佐藤佐吉さんの素晴らしさをずっと聞いていたので、そんな方の作品に出させてもらえることなんてなかなかないので、すごく楽しみでした。

──監督について事前にマネージャーさんから色々教えてもらっていたんですね。

浅川:
佐藤さんの今までの作品を教えてもらって拝見しました。ご自身も俳優をされていて、監督も脚本もされているオールマイティな方なので、色々なものを吸収できたらいいなって思いました。

──初めて脚本を読んだ時の感想は?

浅川:
まず頭に浮かんだのがすっと好きだった『約束のネバーランド』という作品です。同じく孤児院が舞台だったので、「約ネバと一緒の孤児院!」って嬉しくなりましたね。私、ホラー映画は苦手なんですけど“人間的なホラー”には惹かれるので、読んですぐにすごく好きになりました。、私が演じた芽衣ちゃんは過去に色々ある子なので、人間だけど人間じゃない“サイコパス的”な感じもあり、ずっと演じてみたかった役なのでとにかくテンションの上がる脚本でした。

──芽衣を演じていてご自身が共感できるところはありましたか。

浅川:
芽衣は私と正反対まではいかないですけど、共感できるところあまりなかったかもしれません。演じるにあたっては、過去の自分に似たような彼女の感情を見つけたり、似たようなシュチュエーションを探したりはしました。原作がないので、いくらでもバックボーンも作れるし、どうやって芽衣役を自分なりに肉付けしていこうかなって、幸せな悩みはたくさんありましたね。

──役作りは大変でしたか?

浅川:
正直大変でした(笑)実は前日まで別の映画の撮影をしていて、漫画実写の役でピンクの髪で声も高くて、その撮影がアップして1日空いて次の日から今回の撮影だったので、1日で役抜きと役作りをしなくちゃいけなくて。1ヶ月間ずっと猫なで声で、頭のまわりにお花浮かべて、内股で「えへ♡」とやってたので、とにかく役抜きに必死でしたね。私作品中は別の台本は読みたくないので、だから1日でセリフを頭に入れなくちゃいけなくて、幸せな悲鳴をあげてました(笑)

──撮影中は前の役が出てこなかったですか?

浅川:
撮影中や待ち時間に自然と内股になってたり、手がペンギンポーズになって「いけない!」となったりしましたよ(笑)役に入ってしまうタイプなので。芽衣の過去に何があり、どうして孤児院に預けられ、人に心を閉ざしているのか。芽衣を作るのに苦労しました。なんたって役作りに24時間あるかないかぐらいだったので(笑)でも楽しかったです!

──どうやってご自身の中で芽衣を作られたんですか?

浅川:
私いつも台本の最後にあるメモのページに演じる役について色々書くんです。色んな設定を付け加えて書いていくのですが、すぐに思い浮かぶものもあれば悩むところもあり、今回それを考えていくのもすごく楽しかったです。それをやるとやらないとだと台詞の入り方や受け取り方が自分の中で変わってくるので、演じる役を文字にして書くのって大事なことだな、っていつも思っています。それが演じる上での自分のヒントになります。この台詞、このシーンどうやろうかなって悩んだときの一つの道しるべになる。撮影は映画の順番通りには行われないので、そのシーンとシーンの間に何があったのかを一回整理するためにもメモを見てましたね。