【インタビュー】清水理子（虹のコンキスタドール）のSNS映え論「負のことを発信したら負で返ってきて、それがストレスになっちゃっていると思う」清水理子（虹のコンキスタドール）SNS活用術インタビュー

基本的にいい話は信じないようにしている

――SNSって奥深いですね。

清水：
はい、面白いです。

――それを面白がってできるってすごいですね。苦痛に感じちゃうアイドルさんもいそうじゃないですか。

清水：
私はSNSで負の感情は絶対発信しないって決めていて。嫌なことがあったとか物申す系とかも絶対言わないようにしていて、そういうツイートをする人はする人で全然いいと思うんですけど。私は楽しいアホみたいなツイートや真剣にお知らせとか、ファンの人が大事ですよみたいなプラスのツイートしかしないから、SNSから負のことが入ってこなくて。だから全然ストレスにならないです。負のことを発信したら負で返ってきて、それがストレスになっちゃっていると思うんですよ。病んだら書きたくなっちゃう気持ちはすごいわかるし、下書きまで打っちゃうみたいな時もあるけど（笑）。それを発信はしないです。　

――きっとそのプラスのツイートしかしないという意識が、“和歌山市の観光発信人”に選ばれたきっかけになったんじゃないですかね。

清水：
どうなんでしょう、そうだといいな。“和歌山市の観光発信人”は、和歌山のことをSNSとかを中心に発信するというお仕事なんです。“SNSが強い人を集めました”みたいな感じで言われて、“今まで頑張ってやってきてよかったぁ。研究してきてよかったぁ”って思いましたね（笑）。この日のツイートとかもすごく悩んで。

――悩んだことを詳しく教えてもらえますか？

清水：
このツイートが最初のお仕事みたいな感じなので大事じゃないですか。だからみんなに知ってほしいって思って。なので、この“な、なんと…！”の惹きが大事だと思っていて、“めっちゃすごいニュースだぞ！□たくさん拡散してください”っていうのが伝わるようにしたくて。それかシンプルに1行とかのツイートにしても伸びたかもしれないんですけど、それだと和歌山市の方々のご希望に応え切れないかなって思ったんです。写真も顔が見えないとか一定の距離感だと伸びなくなるんですよ。1枚目は自分がちゃんと映っている写真にして（笑）。いろんなことを考えて、こだわったツイートですね。

――最初に“和歌山市の観光発信人”のお話を聞いた時にはどんな気持ちになりましたか？

清水：
“なんで？　嘘だろ〜”って思って（笑）。もちろんやりたいって言っていたし、嬉しかったですけど、なんかいたずらかなって。それこそ、初めて聞いた時は確定じゃなくて、“そんな話が来てるよ”みたいな感じだったので、“期待はしないぞ、嘘だ、絶対にいたずらだ”って思っていて。そしたら本当で、もう目玉が飛び出るかと思いました（笑）。

――それで本当じゃなかったら人間不信になっちゃいますね（笑）。

清水：
そうですね。人間不信じゃないんですけど、私、基本的にいい話は信じないようにしているんですね。“たぶん嘘だろうな”から入るようにしていて、信用していないわけじゃないんですけど、自己防衛本能というか（笑）。

――それは小さい頃からですか？

清水：
虹コンになってからとかではなくて。虹コンに入る前に東京に出てきて、当時もアイドル活動をしていたんですが、その時に学んだ感じですね（笑）。いいことは簡単に実現するわけじゃないですから、一旦落ち着こうかなって。

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