ベンジャス! 浅倉うみ[インタビュー前編]新体制始動から1年ーーオリメンとしての葛藤を経て見つけた伝えたい想い「改めて現在のベンジャス!を見てもらいたい」

ベンジャス! 浅倉うみ[インタビュー前編]新体制始動から1年ーーオリメンとしての葛藤を経て見つけた伝えたい想い「改めて現在のベンジャス!を見てもらいたい」

ベンジャス! 浅倉うみ[インタビュー前編]新体制始動から1年ーーオリメンとしての葛藤を経て見つけた伝えたい想い「改めて現在のベンジャス!を見てもらいたい」ベンジャス! 浅倉うみインタビュー前編

クールでダークな世界観のBenjaminJasmineから、“日本一振りコピしやすいグループ”をコンセプトにした現体制に移行して、間もなく1年を迎えようとしているベンジャス!。オリジナルメンバーの1人、浅倉うみは、グループの大きな変化に葛藤しながらも試行錯誤をくり返し、今、手応えを掴んでいるという。今回、そんな浅倉にベンジャス!の過去・現在・未来、さらに自身のアイドル人生について話を訊くためインタビュー(全2回)を実施。前編では、新メンバーを迎えてからの活動とアイドル観などについて語ってもらった。

撮影:河邉有実莉

いちアイドルとして前に出ることが楽しいと思えるようになった

――最近、インナーカラーの髪が真っ黒になりましたね。

浅倉:
はい! 4人体制になった時に全員が黒髪ボブになってしまった時があって。見分けがつかないと困るぞということで、ショートカットの中でも個性を出せていけたらいいなと、インナーカラーを入れたんです。私、ベンジャス!に入った時は茶髪のショートカットだったんですけど、1番髪色を自由にできる立場だったんです。それで髪色を明るくしてみたり、ウルフ(カット)にしてみたりとか、いろんな髪型をしてたんです。今は新メンバーが入って、いろんな個性が出始めてきたので、黒髪にしました。

――前のインナーカラーもロックな感じですごくカッコよかったですけど、黒髪になってグッと落ち着いたイメージになりましたね。いろいろやりたいタイプなんですね。

浅倉:
はい、いろいろやりたいですね。本当は真っ白にしたかったんですけど、“ちょっと、それはダメです”って言われたので(笑)。

――事務所NGが出たと(笑)。さて、“BenjaminJasmine”から“ベンジャス!”になって、2022年12月で1年を迎えます。新体制で活動を始めてこの1年、いろいろな心境の変化があったかと思いますが、振り返ってみていかがですか。

浅倉:
もともと私は前体制の時、そんなにメインで活躍する方のメンバーではなかったんです。どちらかというと後ろから支えるようなタイプだった。性格的にもそっちの方が好きだったし。でもメンバーが卒業して4人体制、そして3人体制になっていく中で、嫌でも前に出なければいけないポジションになった。最初は躊躇ったところもあったんですけど、自分が前に出てもいいんだと思えるようになった、いちアイドルとして前に出ることが楽しいと思えるようになったんです。さらに、新メンバーが入って後輩ができた時に、もっと前に立って支える立場にならなければいけないと思い始めました。もちろん使命感みたいなものはあったし。教える立場になったことでより自分が成長することができた。それが自分の大きな変化だったと思います。

――正直に言うと、私はベンジャス!へのシフトチェンジに違和感を覚えた人間なんです。それは、連載コラム(『偶像音楽 斯斯然然』)でも書いたんですけど、今年の夏に久々にライブを観たら“めっちゃよくなってるじゃん!”って、びっくりしたんですよ。それが今回“インタビューしたい”と思ったきっかけでもあって。新体制となりコンセプトも変わり、硬派なところからかなりポップなシフトチェンジだったと思うのですが、最初はどうだったんですか?

浅倉:
新体制の最初の頃は、私としてもあんまり気持ちが定まってなくて。漠然と“ダンスを変えて一体感を作ろう”というテーマはあったんですけど、自分がどうやっていけばいいのかわからないまま、新体制が始まってしまった。ダンスも自分たちで考えてやったんですけど、1ヵ月続けてみて、“やっぱりこれではダメだ……”と思うことがたくさんありました。それでプロデューサーさんとマネージャーさんとも話したりもして、自分たちだけでは解決できない要素をダンサーさんたちに協力してもらったり、“こういう方向性でダンスをつけていきたいです”と言って、パフォーマンスをまずしっかりしようというのがありましたね。

――最初は試行錯誤しながらだったんですね。新メンバーの綿谷花火さんは加入当初14歳だったりと、年齢差を感じたりはしましたか?

浅倉:
私、年齢のことはあまり気にしてなくて。こういう業界に入ったからには、みんな平等と考える人なんです。確かに10歳離れてるので、普通にコミュニケーションとして話してる時にはジェネレーションギャップを感じることはあるんですけど、ステージに立ってパフォーマンスをしたり、レッスンをしていく上では、歳下だから、歳上だから、というのは考えないようにはしています。ただ、めっちゃ友達、みたいな関係が1番だとも思っていないです。

――そういう意味では先輩として厳しくしたりもします?

浅倉:
私自身が、自分の歌やダンスが正しいとは思っていなくて。だからそこまで熱心に教えることができてるわけではないんですけど、逆に1番新メンバーの立場に近いなと思っているんです。(高梨)螢や(日高)里緒ちゃんがパフォーマンス面ですごいので、まだ1年しかやってきてないメンバーは実力差を感じているはず。私はそこに共感できるところはあると思うので、“どうしてそれがわからないのか”みたいな、そういう目線に立って、ダンスを教えたりということはしています。

――アイドルとしてのパッションの部分ではどうですか?

浅倉:
オリジナルメンバーと新メンバーとの熱量の差みたいなものを感じることもありました。オリジナルメンバーは3〜4年やってきてるから、けっこう焦ったりもしている状況だったんですけど、新メンバーはまだ自分たちのことだけで必死だったので、ちょっとぶつかったこともありましたね。それで1度、みんなで“どういう活動をしていきたいか?”、“将来どうなりたいか?”ということを話して、気持ちの差みたいなものは埋められたかなとは思います。

――今は6人がガッチリ一緒になれているわけですね。

浅倉:
そうですね、グループとしてだいぶ固まってきたと思いますね。

浅倉うみ
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