【ライブレポート】エビ中、ライブハウスツアー終幕。10年の歩みが凝縮したセトリでファンを魅了！

私立恵比寿中学が、6月2日（日）に長野・CLUB JUNK BOXで＜私立恵比寿中学ライブハウスツアー2019 ～Listen to the MUSiC～＞の最終公演を開催した。

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例年のホールツアーとは趣向を変えてファンとの距離が近いライヴハウスを10都市10公演、3ヵ月に渡って開催してきたエビ中。5月に東京で打首獄門同好会、でんぱ組.inc、フレンズとの2マンを挟みながら、10周年のエビ中を凝縮したセットリストはファンからも好評を博してきた。

ツアーファイナルとなる本公演も、このツアーで一貫して通してきたセットリストの集大成と言える内容に。星名美怜のタイトルコールとともにライブがスタートすると、このツアーで実力を磨いてきた圧巻のパフォーマンスをくり広げる。

この日は、間もなく発売のニューシングルからの新曲もアクト。前日の公演で披露されたばかりの、16歳ラップアーティスト・さなりプロデュース曲「結ばれた想い」、そして本日は自身主演ドラマの劇中歌である川谷絵音プロデュース曲「あなたのダンスで騒がしい」を初披露した。

アンコールは、「朝顔」「夏だぜジョニー」「ナチュメロらんでぶー」というエビ中のサマーチューンたちで爽やかに締めくくった。

全曲目が終了したところで、本ツアー恒例の星名に酷似した謎の外国人風スター「ミレリーナ・グランデ」によるトークコーナーがスタート。これまでもメンバーに適当な質問を押し付けて回答もさせずに勝手に切り上げたり、女性ファンを勝手にステージに迎え入れて質問をぶつけるなど、その傍若無人なキャラクターでほかのメンバーを振り回して来た。

そんなミレリーナが“大事なことを思い出した”と星名に託したのは、8月17日（土）に＜エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん＞開催のサプライズ発表。2013年から富士山麓を中心に行われているエビ中恒例の夏の一大コンサートだ。

今年は、山中湖交流プラザ きらら・シアターひびきで開催される。14年、18年にも使用した同会場は、ファンにとっても想い出の深い場所。10周年の真夏を盛大に祝う公演となる。また、ニューシングルに収録される「青い青い星の名前」が、本公演のテーマソングに起用されることも発表された。

なお、エビ中は、今週6月5日（水）にニューシングル「トレンディガール」をリリース。そして、6月22日（土）には10年の活動の中で楽曲コラボを果たしてきたアーティストが一堂に会する＜MUSiCフェス＞を神奈川県・横浜赤レンガパーク特設会場で初開催する。

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