OS☆U［ライブレポート］多幸感にあふれた斉藤めぐ卒業ライブ「夢のような時間をありがとうございました」

この日のダイアモンドホールはキャパ限界の満員の観客を動員。まず、斉藤めぐがプロデューサーを務めるOS☆Uの妹グループ・OS☆Kが登場。人数が1人多いと思いきや、なんと斉藤がOS☆Kの衣装を纏いステージに。斉藤はセンターに立ち圧巻のパフォーマンス冒頭から観客を圧倒した。MCでは、“斉藤めぐ26チャイです！”とお茶目に自己紹介。「Fly High!!!～Dream Train～」では、先輩でありプロデューサーである斉藤との最初で最後のコラボを噛みしめているのか、すでに涙目になるOS☆Kのメンバーも見受けられた。

OS☆Kのフレッシュなパフォーマンスの後は、斉藤と同期の荒木美穂、美和明日香と八角瑛子がすでに卒業したにも関わらず限定復活。さらに先輩である1期生の清里千聖、高橋萌、2期の蝶野晶美、朝倉真琴も応援に駆けつけ、斉藤をセンターにOS☆Uの定番曲「ガンガン☆ダンス」を含む数曲を披露。久々といえど現役を彷彿させるステージングに会場は大いに盛り上がる。

そして、真打ちのOS☆Uが登場。「Overture」から「スタートアップだっ!」「純真カリビアン」を立て続けに届ける。斉藤は、優秀の美を飾るべく全力の笑顔でパフォーマンスを展開。ほかのメンバーも、斉藤を盛り上げるべく初っ端から元気炸裂、会場は熱気の渦に包まれた。

MC後には、2016年にオリコン週間8位に入った「アモーレアモーレ！！！～ヒトナツコイ～」を久しぶりに投下。イントロがかかった瞬間、会場は喜びに似た騒めきが起こった。続いて、ジャジーなナンバー「恋せよ乙女」から「blue moon」「恋心」を連続で展開し、再びMCへ。その後、最新曲「Take Forever」、代表曲「Get Smile ～10years Anniversary～」「やっぱ好きでしょ」「I Say Good-Bye」で本編は終了した。

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アンコールでは、この日のために斉藤自身が書き下ろした楽曲「強がりシンデレラ」を披露。彼女のカラーである青色のサイリウムが無数に輝き、客席は幻想的な空間に包まれる。卒業セレモニーでは、代表としてOS☆Uのセンター・香田メイが涙ながらも毅然に、卒業の言葉を述べ、斉藤を労った。その言葉を受け斉藤は、メンバー、スタッフそしてファンに向けて感謝のメッセージを届けると、会場は温かい拍手と感動に包まれた。恒例の卒業ソング「バイバイベイビー」の後は、この日出演したOS☆K、OG1期、2期、3期、全員で「もうすぐKissだよ☆」を熱唱。アイドルと過去にはキャプテンも務め、さらにOS☆Kのプロデューサーを務めていた彼女でしか実現できない、過去、現在、そして未来のOS☆U28人が大集結した最初で最後のレアなコラボレーションでクライマックス。彼女の10年3ヵ月のアイドル人生は幕を閉じた。

斉藤めぐは、卒業後、自身のソロ活動やOS☆Kなど妹ユニットのプロデュースなどを中心に行なっていく予定だ。ソロとプロデューサーとしての彼女と、これからも地元・名古屋、大須商店街から超絶元気を発信していくOS☆Uと妹ユニット・OS☆Kを引き続き応援してほしい。

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斉藤めぐ コメント
OS☆U青色担当、斉藤めぐです。このたび、10年3ヵ月在籍したOS☆Uを卒業しました。つらいこと悔しいこと、もちろんたくさんありましたが、それ以上にアイドルが大好きで、ステージに立ってみんなの笑顔を見ることが大好きで、メンバー、スタッフさん、応援してくれるみんなのことが大好きで、ここまでやってこれました！　たくさんの方に支えられて、感謝でいっぱいです。この経験は一生の宝物です。今回のライブでは、私が過ごした全部の時代のOS☆Uを見せれたんじゃないかと思います。私の大好きなOS☆Uがずっと続いていきますように！　これからも、OS☆Uとソロとプロデューサーとしての斉藤めぐの応援をよろしくお願いします。夢のような時間をありがとうございました！