#ババババンビ［イベントレポート］内覧会リポーターとして“毒”の思わぬ魅力を大発見「目でも耳でも知識を得ることができて、すごい楽しかった」＜特別展「毒」＞

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＃ババババンビ インタビュー

身の回りにあるものに目を光らせて注目していきたい

――＜特別展「毒」＞の中で気になった展示を教えてください。

池田：
自らハチに刺される人体実験をして、その痛さを数値化したというジャスティン・シュミット博士が発表したという『シュミット指数』の展示が衝撃的すぎました（笑）。4段階あって、1番高いのだと、目がくらむほどの電撃的な痛みって書いてあって。それをやってみようと思ったのがすごいな〜って思いました。あと、気になったのは、博士によると、刺されて1番痛いのは、鼻の穴らしいです（笑）。え、鼻の穴まで試したの!?って。

小鳥遊：
自分でやって刺したってことでしょ？　すごい……。

池田：
でも、この方のおかげで、ハチが危険っていうのはよくわかったんですよね。

水湊：
同じ種類のハチに2回刺されると、アナフィラキシーショックになっちゃうんだよね？

小鳥遊：
そう。だから、違うハチだったら“これはいける！”って思って刺したんじゃないかな（笑）。

池田：
あと、シュミット博士の例えがすごく面白くて。1番ヤバいのだと、“泡風呂に入浴中に、通電しているヘアドライヤーを浴槽に投げ込まれて感電したのと同じ痛み”みたいなことが書かれていて。こういうわかりやすい表現みたいなのを……。

水湊：
わかりやすいかな？（笑）

池田：
（笑）。こういうちょっと特殊な表現をしていて、見ていて楽しいなって思いました。実際の痛みは、相当ヤバいんだろうなってことは伝わりました（笑）。

――吉沢さんは、いかがでしたか？

吉沢：
気になった展示は、コブラの骨の標本でした。1番デカかったです。映画とかではよく観てたんですけど、実物大を見るのは初めてで、ちょっとあれを見てカッコいいな、飼いたいなって思いました（笑）。

池田：
ずっと言ってた（笑）。

水湊：
コブラはいないけど、蛇を飼っている人はいるよね。でも、（吉沢は）ヘビ飼ってそうじゃない？

小鳥遊：
ちょっと似合う（笑）。

岸：
飼い慣らしてそう。

水湊：
でも、餌として冷凍ネズミを食べさせることもあるんだよ。

岸：
え〜ムリムリムリ。

吉沢：
懐いたころに、カプっと噛まれてないといいですね……。でも、飼ってみたいな〜（笑）。

――毒がありますけど、大丈夫ですか？

吉沢：
もう対策します。

――宇咲さんは、いかがでしたか？

宇咲：
私はブラックマンバっていう、見た目はロープみたいな蛇がお気に入りです。ブラックマンバが普通に森の中とかにいたら、ロープだなって思っちゃいそうで。1番即効性のある毒を持っているみたいで、そんなのがいたらめちゃくちゃ怖いなって思いました。公園とかで見るような植物とかにも毒を持っているものがあるようで、気をつけないとって思いました。もしかしたら、小さい時に触ったりしていないのかな？って。

近藤：
宇咲、触りそうじゃない？　すごい好奇心旺盛だから。

宇咲：
で、速攻で毒が来ちゃうから……気をつけないと。

水湊：
指先くらいの大きさのカエルの毒にも、10人くらいの致死量があるらしいよ。

岸：
ヤバい。それは、怖い。

――小鳥遊さんは、いかがでしたか？

小鳥遊：
私は見ていて楽しかったのはきのこの展示なんですけど、毒って言われると、もともと毒きのこのイメージが強くて。漫画とかでも毒のこってよく出てくるけど、どれに毒があって、どれに毒がないのかってわからなくて、あんまり触れる機会もなかったんです。でも、今回の＜特別展「毒」＞では、症状別にきのこが展示されていて。これは食べると腹痛、これは食べると幻覚、これは何々みたいな感じで、いっぱい種類がありました。日常で食べているきのこと、それによく似ている毒性のあるきのこの対比もあって、すごくわかりやすかったので楽しかったです。

――続いて、毒にちなんで、毒＝悪いことだとわかっているのに、思わずしてしまうことを教えてもらえますでしょうか？

水湊：
私はゲーム実況を観るのがすごい好きなんですけど、部屋を真っ暗しにして、布団を被った状態で観るホラーゲーム実況動画が大好きなんですよ。

近藤：
マニアック（笑）。

水湊：
そう、すごいマニアック（笑）。でも、寝る前の30分は、眠りも浅くなるし、疲れも取れないので、スマホを観ない方がいいって言うじゃないですか。で、リビングにスマホを置いて寝ようとしてみたんですけど、やっぱり堪えれなくて、リビングにスマホを取りに行って観て寝落ちするっていうのが、よくないなって思いながら、毎日のルーティンなっています。

――ルーティンになってしまっているんですね。

水湊：
でも、やっぱり頑張って観なかった日の翌朝は、ちょっとスッキリしているような気はしています。

――それでも、やめられない？

水湊：
やめられないですね、これは。1度ハマると、ホラー実況はやめられません。みなさんもぜひ！（笑）

池田：
毒だね。

水湊：
うん、毒。

――怖いとは思わないんですか？

水湊：
全然思わないですね。自分でやるのは怖いんですけど、人がやっているのを俯瞰して観ている分には怖くないですね（笑）。

――もう毒ですね（笑）。続いて、岸さんお願いします。

岸：
これはアイドルあるあるかなって思うんですけど、私たちって常にTwitterとかInstagramとかSNSを見ているんですよ。そこで、私が“あ〜これ、毒だな”って思うことは、いつも応援してくださる方のSNSをけっこう見にいっちゃうんですよね。そうすると、2時間も3時間も止まらなくて……我ながらに睡眠取った方がいいよって思います（笑）。

――ファンの方の“いいね”欄とか見ちゃうんですか？

岸：
見ちゃいますね（笑）。

吉沢：
えー毒だ〜（笑）。

岸：
“いいね”欄とか見ると、“この女の子は誰？”って思ったりしちゃいます。だから、みなさん気をつけてくださいね。思っているより、みなさんのSNS見ていますから（笑）。

――永遠に見てしまう……それも毒ですね。続いて、近藤さんお願いします。

近藤：
私は、普段趣味で可愛いカフェに行くことが多いんですけど、食べるのも好きなんですが、写真を撮ることが好きで。メンバーと行くこともあるんですが、1人で行くことが多くて……。

吉沢：
1人!?　こどく？

池田：
え!?　孤“毒”ってこと？

一同：
すごい、そういうこと!?（笑）

近藤：
そういう“孤毒”のカフェ巡りをしているんですけど、写真を撮る時に1個じゃ映えなくて、1人なのにいかにも2人で来たように2つ注文しちゃうんです。これ、恥ずかしいから、あんまり言っていないんですけど（笑）。で、“2つ可愛い〜”って言いながら、残すのは絶対嫌なので、例えばクリームソーダとか2人分飲むとか、ケーキを2人分食べてしまって、いつも罪悪感が残ってしまって（笑）。

水湊：
毒だね（笑）。

近藤：
身体に悪いってわかっているんですけど、2人分食べちゃう時もあります（笑）。でも、大好きなので食べちゃうんです。罪悪感があるので、（メンバーを見ながら）できれば誰か一緒に行ってください（笑）。

一同：
あはは（笑）。

池田：
（近藤と）行くと美味しいところを教えてくれるからいいんですよ（笑）。

水湊：
みんな映えに興味がないから、食べる専門だよね。

近藤：
そうなんですよ。だから、その（近藤が撮った）写真ちょうだいって言われます（笑）。

水湊：
さえ（近藤）と同じようなものを頼んで、2つ撮っていいよってやってますね（笑）。

近藤：
私も人が注文したのを見て、そっちがそういう注文をするなら、こっちはこういう注文をしようとかやってますね（笑）。色合いを見たりとか。

小鳥遊：
お店に入ると、“あそこが可愛い、あそこが可愛い”とか言ってます（笑）。

水湊：
絶対テラスがいいとか（笑）。

池田：
絶対映えるスイーツを注文しているよね（笑）。

小鳥遊：
机におしぼり置いとったら、怒られることもあります（笑）。

――最後にみなさんが勧める＜特別展「毒」＞の楽しみ方を教えてください。

池田：
魚とか虫とか、動物とかいろんな生物の模型があったり、虫も本物のやつ……あ！　標本！　とかがあったりして、この大きさのこれがこうなんだとか見やすくなってたり。その生物があった下に説明が書いているので、ちょっと頭が弱い私でも、わかりやすくて。あといろんな種類があったので、どこ行っても楽しかったなって思いました。会場内もカラフルで明るかったので、めちゃめちゃ楽しかったです。

水湊：
博物館自体、学生時代にみんなで行くような感じだったので、“毒”について学んでみようみたいな展覧会に来たのは初めてでした。しかも今回音声ガイドを聴きながら展覧会を周らせていただいたんですけど、目でも耳でも知識を得ることができてすごい楽しかった時間を過ごすことができました。今までこういうとこに行きたいって思ったことがなかったんですけど、展覧会とか美術館とか行ってみたいなって思いました。

岸：
毒は毒でも動物とか、植物とか生物とかいろんな分野に分かれていて、幼い子から年配の方まで楽しめるのかなって思いました。あとは、毒について普段あんまり触れ合う機会がないから、こういうとこに来ると、わからないこととかあるし、意外と身近なところで毒と隣り合わせなことに気づけて、これから生きていく上で意識してみようかなと思えたりもして。小学生に戻った気がしてすごく楽しかったです。

吉沢：
展示物で、フグとかきのことか知ってるものでも知らない情報を知れたのはよかったなって思うので、普段知ってるものを調べてみて、＜特別展「毒」＞に来ると楽しいかなって思います。

宇咲：
私、毒とかに全然詳しくなかったんですけど……。

水湊：
みんな詳しくないよ（笑）。

一同：
あはは（笑）

宇咲：
初めはここに来て、何もわかんないんじゃないかって頭にハテナがいっぱいになるのかなって思ったんですけど、展覧会を回っていて知らないことが知れて楽しかったなって思えました。普段身の回りにあるようなものにも、こんなに毒がたくさんあるんだって知れて、これから気をつけて、目を光らせて注目して……。

池田：
目を光らせて（笑）。

一同：
あはは（笑）

水湊：
研究科人間になるのかな（笑）。

池田：
毒の研究家目指してる！（笑）

宇咲：
1週間後には“毒だ！”って言っちゃうかもだけど、つき合ってね（笑）。

一同：
あはは（爆笑）。

宇咲：
でも、楽しかったです、ホントに（笑）。

近藤：
私は、最初に＜特別展「毒」＞っていう文字を見た時に、ロゴが“毒”っていう1文字でインパクトがあって、毒って怖いっていう固定概念があって。＜特別展「毒」＞は5章まであるので、食べ物から植物から武器とかまでに毒が使われていたっていう話から、見ていくうちに、美味しいものにも毒があったりとか。ほかには、武器には毒が絶対必要だったり、怖いっていうだけじゃなかったのを、今日すごく知れたし、さっきるいちゃん（小鳥遊）が話していたんですけど、1つの毒でもわかりやすく展示がしてあるので、見ていてすごく楽しく知れたので、これから日常生活でも見つけてみようと思います。

一同：
目光らせて（笑）。

――では、最後に小鳥遊さんお願いいたします。

小鳥遊：
私は、QuizKnockさんとコラボしてるのが本当に……もう大好きなんですよ。（QuizKnock）のYouTube観たり、コラボカフェ行ったり、グッズ買ったりするぐらい大好きなYouTuberさんなんですけど、＜特別展「毒」＞では、「QuizKnockからの挑戦状」っていう10問クイズが用意されていて、会場を周りながら答えを見つけるのが楽しくて。クイズって子ども向けみたいな印象がQuizKnockさんを知る前にはあったんですけど、＜特別展「毒」＞のクイズを見て、すぐに解ける大人ってあんまりいらっしゃらないぐらいの難易度で。でも、親子で一緒に答えを探したらわりと解けると思うんですよ。クイズと展覧会が一緒になることで、大人も子どもも楽しめるし、自分で考えて探したものって頭に残りやすいので、より知れるんじゃないかなって思ったので、ぜひこのクイズはやってほしいです。

――ありがとうございます。好きすぎて、QuizKnockさん側の人みたいなコメントでしたね（笑）。

小鳥遊：
ファンなんで（笑）。

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＜特別展「毒」＞

会期：2022年11月1日（火）〜2023年2月19日（日）
会場：国立科学博物館（東京・上野公園）
開館時間：9:00〜17:00（入場は16:30まで）
休館日：月曜日、12月28日（水）〜1月1日（日・祝）、1月10日（火）
※ただし1月2日（月・休）、9日（月・祝）、2月13日（月）は開館
※会期等は変更になる場合がございます。

■入場料
一般＆大学生：￥2,000
小・中・高校生：￥600

主催：国立科学博物館・読売新聞社・フジテレビジョン