【インタビュー】神宿 一ノ瀬みか＆塩見きら「しおみぃは自分らしくいないと生きていけない子だし、そこがすごい魅力」神宿 一ノ瀬みか＆塩見きら「楽器女子」インタビュー

ポスト

豊洲PITは手も震えたけど、楽しいっていう感情しかなかった（塩見きら）

――神宿は、先日9月29日に幕張メッセでワンマンライブを開催することを発表しました。今、幕張に対してどういう想いを持っていますか？

塩見：
やばいですよね、加入して4ヵ月で幕張のステージに立つなんて。

一ノ瀬：
頭おかしいよね（笑）。

塩見：
狂ってますよ、本当に（笑）。でも、神宿がこの5年間で築いてきたものがあって、そこに私が加入しての幕張になるので、いいものにしたいという気持ちは強いですし、私が入ったから出せる味を出していきたいと思っています。新メンバーが私でよかったって思ってもらいたいので……そうですね、頑張ります。

一ノ瀬：
真面目か！

――しおみぃさんがすごい真面目な方っていうのは、3月24日に開催された最終候補メンバー発表イベントの時から感じていました。

塩見：
いやー、もうあの日のことは思い出したくないです（笑）。

一ノ瀬：
あのピーって（泣いた）。

塩見：
でも、全然泣かなくなったんですよ。

一ノ瀬：
そうなんですよ、急に人が変わったかのように。あんなに可愛く泣いてたのに、最近は堂々としてきて。

――慣れてきたんですか？

塩見：
いやいや、そういうわけじゃないんですけど、オーディション期間中に、もう甘えてられないなって思いました。候補者として、最終選考の豊洲PITで泣いていたらダメだなって思いながら生活していました。

一ノ瀬：
本番でも泣いちゃうかと思ってた。

塩見：
本当ですか？

――僕も最終候補メンバー発表イベントの時点で泣いていたから、豊洲PITは号泣しながらステージに現れると思っていました。

一ノ瀬：
そうですよね。あと、ひなぷぅ（小山ひな）の頭のパートをぶんどってたよね（笑）。

塩見：
いやいや、ぶんどりたくてしたんじゃないですよ（笑）。

――豊洲PITでステージに登場した瞬間は、どういう心境だったんですか？

塩見：
楽しいという感情が強かったですね。緊張もしたし、手も震えたんですけど、楽しいっていう感情しかなかったです。だから、めっちゃ笑顔でステージに立てました。

――リハから楽しめていました？

塩見：
ゲネリハの時も、ほかの候補者はみんな緊張していたんですけど、私だけずっとニコニコしていたらしくて。

一ノ瀬：
みんな、けっこう緊張した雰囲気なのに、1人だけヘラヘラしてて、何だこいつは〜って思った。

塩見：
なんか楽しくて。意識してたわけじゃないんですけど、気づいたらニコニコしていて、メンバーとかスタッフさんに“なんでニコニコしてるの？”って、ちょっと怒られて。すみませんって言ってました。

――そういう意味では、覚悟が決まったというか、プレッシャーをポジティブな方向に変えられたんでしょうね。

塩見：
変えられたのはあるかもしれないですね。候補者に選ばれた最初のころは私なんかがって思ってたんですけど、日が経つにつれてすごい楽しくなっていきましたし、本番が楽しみだなって思いが強くなりました。

――みかさんは、しおみぃさんのそういう姿を見て成長を感じられましたか？

一ノ瀬：
もう成長というか、しおみぃがもともと持っているよい部分が引き出てきたのかなと思いました。

――そのよい部分とは？

一ノ瀬：
もともと賢いということもあるけど、やっぱ自分らしくいないと生きていけない子なんだなってすごい思っていて。いつも素なんだろうなって思うし、だからこそ勘違いされちゃうこともあるかもしれないけど、そこがすごい魅力だなと。どれだけダンスや歌を頑張っても、そういうパーソナルな持ち前の良さを発揮できないと、あるところから先には登っていくことは難しいかなって思っています。彼女はそういう部分をすでに持っていて、最近成長というか、本当に引き出ているなって思います。