【連載】寺嶋由芙「ちゃんと指導してもらって、さらに楽しくなりました」｜エントリージャパン編（後編）「寺嶋由芙の推しごと訪問記」第2回：エントリージャパン編（後編）

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今日はなんだか身体を張った取材になっちゃいました（寺嶋）

ダニエル：
今度は、吐き出して吸ってを3回くらいしてみてください。

寺嶋：
3回ですね。はぁ～～、すぅ～～……。

ダニエル：
OK。（PCの数値を確認しながら）由芙さん、身長は？

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寺嶋：
161cmです。

ダニエル：
（PCの設定を変えながら）では、これでもう一度やってみて。もっと長く息をする感じで。すべてを吐き切ってから、頑張って吸い込んでみて。

寺嶋：
はぁ～～、すぅ～～……。

ダニエル：
腹式呼吸でやってみましょう。吐く時にお腹をへこませる意識で、吸う時にはおへそがちょっと前に出るような感覚で。おへその上に手を置いてみるといいですよ。肩の力を抜いて背筋を伸ばして、はい！

寺嶋：
はぁ～～、すぅ～～……。

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ダニエル：
上手です！

寺嶋：
あ、なんか違いますね！

ダニエル：
もっと長く息をする意識で！　さあ、もう一度！

寺嶋：
はぁ～～、すぅ～～……。

ダニエル：
（数値を確かめながら）ちょっと疲れてしまったみたいですね（笑）。じゃあ、またちょっと設定を変えてやってみましょう。Kシリーズは単純に負荷を変えるだけではなく、息を吸い込み始めてから吸い込み終わるまでに、徐々に負荷が軽くなるようにできているんです。横隔膜が動くので、最初から最後まで均等に負荷をかけようと思うと、その重さを変える必要があるんです。

寺嶋：
へえ～。そこまで細かく設定できるんですね、すごい！

ダニエル：
人間は、呼吸で使う力の限界値の60％を超えると、横隔膜ではなく、呼吸補助筋を使って呼吸をするようになるんですよ。だから、負荷をかけ過ぎると包括的なトレーニングにはならないんです。

寺嶋：
重くして吸えるようになった方がいいのかなと思っていましたけど、違うんですね。

ダニエル：
ですから、まずは軽いところから始めて、徐々に重くしていってほしいんです。由芙さんは、まず“赤”の負荷０から始めて、徐々に重くしていったらいいと思います。そして、自分がちゃんと横隔膜を使っているのか、腹式呼吸ができているのかを意識しながら取り組んでみてください。ちなみに、私の場合は、これを使いながらエクササイズをやっています。（片足立ちのヨガのようなポーズをしながら）これでパワーブリーズを使います。

寺嶋：
（真似してやってみる）うぅ～。

ダニエル：
さっきはできたのに、今度は吸えないでしょ。だから、まずは軽い負荷でやってみてほしいんですよ。でも、これをやると、横隔膜、腹筋、背筋といった本来パワーブリーズで効果が得られる筋肉だけでなく、上半身と下半身をつなぐ部分の筋肉など、ほかの部分も鍛えることができますよ。設定を軽くしてやってみて！

寺嶋：
はぁ～～、すぅ～～……。なるほど、軽くすればできますね。まずはこれで慣らして、ちょっとずつ重くしていったらいいんですね。これ、トレーニングに取り入れます！　今日はなんだか身体を張った取材になっちゃいましたけど（笑）、ちゃんと指導してもらいながらやると、よく理解できてさらに楽しいです！　今日は本当にありがとうございました！

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