©2022カメの甲羅はあばら骨製作委員会 ©川崎悟司/SBクリエイティブ

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アンジュルム 上國料萌衣[イベントレポート]コツコツ頑張ったことを告白「ギザ10は溜まりました」映画『カメの甲羅はあばら骨』完成披露舞台挨拶にて

映画『カメの甲羅はあばら骨』が、本日10月17日(月)に完成披露舞台挨拶を開催。声優を務めた清水尋也、磯村勇斗、上國料萌衣(アンジュルム)、森本晋太郎(トンツカタン)、でんでん、そしてモリ・マサ監督が登壇した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

この日は、出演者でもある森本晋太郎(トンツカタン)が司会を担当。

カメ田カメ郎役の清水は“お話をいただいた時は“何じゃこりゃ!?”と思ったけれど、カメ役なんて後にも先にもこれしかないはず。僕は挑戦的かつ実験的な作品が好きなので、躊躇なく二つ返事で飛び込みました”とオファーを快諾したことを明かした。

カエル川エル隆役の磯村は、清水との共演が出演の決め手だったと明かし“尋也くんがこれをやるという意外性に心を奪われて、自分もやるしかないだろうと。でも二つ返事なんて……そんなに早かったのかとビックリです”と驚きの表情を見せた。

フラミンゴ塚フラ美役の上國料は“普段はアイドルとして活動しているので、どうして自分なのだろうかと思った”と声優業に不安があったという。完成した作品には“奇抜なビジュアルだけれど、それぞれのキャラクター性が強くて物語が成り立っているのがすごい。映画を観終わったあとには登場人物に愛着が湧きました”と太鼓判を押した。

ウサギ林ウサ蔵役のでんでんは“教師役ということで、中学校の理科の先生をイメージして演じようと思った。たくさんいる俳優の中からわざわざ選んでもらえたからには、楽しんでやろうと思いました”と熱演を報告。

体感型動物図鑑を青春学園ストーリーにした理由について、モリ監督は“最初は図鑑をどうやって物語に落とし込んでいくべきか悩んだけれど、食物連鎖という動物のヒエラルキーを現代のスクールカーストに置き換えようと思った”と狙いを明かし、“それぞれのキャラクターの性格も骨格に紐づけているんです”とこだわりを紹介した。

“骨”をテーマにした内容にちなんで、これまでの人生でこれだけは“コツコツ頑張った!”ことをそれぞれが発表。

清水は“中学の受験勉強”と言い、“僕は基本的にコツコツと頑張れないタイプ。唯一人生で頑張ったことが受験勉強”と回想。無事に第一志望校には合格したそうだが、“入ってからはダメダメでした。入学したらこっちのものだとなってしまって……”と苦笑い。

磯村は“鼻炎の改善”と言い、“かれこれ何十年か頑張ってきたけれど、コロナ禍で鼻うがいをするようになったら改善した。やはりその日の汚れはその日のうちにですね!”とコメント。すると清水は“僕も鼻炎持ちなので、今日からコツコツ始めます。やり方をあとで教えてください!”と鼻炎改善トークに花が咲いた。

上國料は“小銭集め”と述べて、“4、5年前からすべての年代の小銭を集めたいと地道に集めています。ギザ10は溜まりました。1円玉の平成1年から平成十何年がなかなか揃わないので欲しいです。あと500円札も欲しい。みなさん持っていませんか?”と観客に呼び掛けた。

でんでんは学生時代から“卓球”をコツコツ頑張っているそうで“自慢じゃないけれど、芸能人卓球大会では3年連続準優勝。その副賞でもらった腕時計を今日着けてきましたよ”とアピール。

モリ監督は“汁画”という謎の言葉を発し、“これはカレーうどんを食べる時の汁を利用して作品を作ること。YouTubeでも作品の動画をアップしているので観てほしい”と語った。これは、カレーうどんを食べる際に紙を前掛け代わりにして、器用に汁を飛ばして絵を完成させる技法らしい。磯村は“検索したら出てきますか? 絶対に動画観る!”と興味津々だった。

最後に主演の清水は“映像になってみると、奇抜なビジュアルとは違って、まっとうな青春ストーリーです。ぜひ「#映画あばら骨刺さった」で感想をつぶやいてください。公開に向けてまたよろしくお願いします! 今日は楽しかったです!”と、全国公開に向けて気持ちを新たにした。

なお、同作は、10月28日(金)より全国公開。

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