©2022映画「向田理髪店」製作委員会

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HKT48 矢吹奈子&運上弘菜[イベントレポート]プロモーション活動を振り返る「私と高橋克実さん推しの方がいらっしゃるんだと思って嬉しい気持ちに」映画『向田理髪店』公開記念舞台挨拶にて

映画『向田理髪店』が、本日10月15日(土)にユナイテッド・シネマ豊洲にて公開記念舞台挨拶を実施。高橋克実、富田靖子、白洲迅、矢吹奈子(HKT48)、運上弘菜(HKT48)、森岡利行監督が登壇した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

同作は、寂れた元炭鉱町“筑沢町”にある理髪店の親子の葛藤を軸に、過疎化、少子高齢化、介護、結婚難など、どこの地方も抱える深刻な問題に直面しながらも懸命に生きる人々の姿を通して、現在の日本で忘れられてしまった家族の絆、人とのつながりの大切さを伝える心温まる物語となっている。

全国公開となった同作に関する想い出を聞かれると、同作で映画初主演を飾った向田理髪店の店主・向田康彦役の高橋は、福岡県大牟田市での撮影と答え“2週間でロケを敢行したので我々も大変でしたけれども、大牟田市の商工会議所の青年部のみなさんや、市民の方がのべ700人くらいエキストラで参加してくださったので、大牟田の方たちの協力がなかったらこの映画も完成していないという想いがあります。「自分の仕事はいいんですか?」って聞くくらい、毎日、現場に来てくださって本当に助かりました”と感謝し、“こういう手作りな感じでここまで来たので、なんとか支持を得ていきたいなと思います”と言葉に力を込めた。

同じ質問に、康彦の息子・向田和昌を演じた白洲は“先日の福岡での舞台挨拶のあとに、富田さんが「とあるシーン」が「よかったよ」と言ってくださって、僕的には迷っていたシーンだったし、終わってからも「あれでよかったのかな」って考えていたシーンだったので、そこを褒めてくださって安心したというか、消化することができました。あれはとっても嬉しかったですね”と胸をなで下ろし、康彦の妻・向田恭子を演じた富田が“白洲さんのセリフですけど、方言の先生と語尾を「〜たい」にするか、「〜ばい」にするのかで、クランクイン前から先生とお話をしていたセリフで、それを(白洲から)初めて聞いた時はすごく素敵でした”とシーンのヒントを出すと、白洲は“母ちゃんありがとう”と声をかけた。

続けて、プロモーション活動で印象に残っていることを聞かれると、国民的アイドル・大原零を演じた矢吹は“舞台挨拶をする時に見る景色というのが、普段の歌って踊る時のステージから見る景色とは違って、うちわがあるのは一緒だけど違う感覚があってすごく嬉しいですね”と声を弾ませ、“私のファンの方が“克実さんうちわ”を作っている方がいらっしゃって、見せてくれたことがあるんですけど(笑)、私と克実さん推しの方がいらっしゃるんだと思って嬉しい気持ちになりました”と笑顔を見せた。

また、ネタバレ禁止で同作の好きなシーンを尋ねられると、高橋は“富田さんと2人で商店街を歩くところがあるんですけど、そこは映画抜きにして1番いい時間を過ごさせていただきました”と頬を緩め、富田は運上が演じる中国から嫁いできた娘・香蘭が歌を歌うシーンを挙げ“カットとカットの間に休憩があって、運上さんが香蘭として座っていらっしゃるんだけれども、どこかに運上さんの素顔も垣間見られて、役と本人が行ったり来たりして撮影されている様は印象的でした。歌手としての素顔とキリッとした顔も見られて2度楽しめるシーンになっていると思います”とコメント。これに運上は“今びっくりしちゃっているんですけど嬉しいです(笑)”と照れ笑いを浮かべた。

白洲は、高橋と板尾創路と近藤芳正のベテラン俳優3人がただ歩いているシーンを挙げ“やっぱりあのシーンがすごく好きで、歳を重ねても古くからの友達に会ったらあの頃に帰れる雰囲気は、男として羨ましく思ったというか、歳を重ねてもああいう仲間がいたら幸せだなって思いましたね。友達を大事にしたいなと思えるようなシーンですね”としみじみ。矢吹は、高橋と富田の台所でのシーンを挙げ“掛け合いがすごく面白くて、ちょっとほっこりするようなシーンで、夫婦ってこんな感じなんだって想像できるようなシーンですごく好きですね”と笑顔を見せ、これに高橋は“日常的に洗い物が好きなので、その綺麗好きさを監督が知っているので、ああいうシーンを書いたと思います。そういう潔癖症みたいなところが出ていれば成功かなと思います”と述べた。運上は、矢吹の劇中映画のシーンを挙げ“ちょっとドキッとするようなシーンもあるんですけど、今日はたくさんのファンの方が来ていると思うので注目してみてほしいなと思います”とアピールした。

森岡監督が“大牟田の市長が好きだと言ったのは、筧(美和子)さん演じるスナックの若いママが来た時に、高橋さんのデレデレ感が最高ですね”と答えると、富田は“監督、この映画はすごくいい映画なんですよ。大丈夫でしょうか”と心配し、高橋は“みんな気を遣ってしゃべっていたのに、あなたが1番ネタバレじゃないですか”とツッコんで笑いを誘った。

同作の内容にちなみ、自身にとっての故郷はどんな場所なのかと質問されると、新潟県三条市出身の高橋は、同作を観て故郷を思い出したそうで“高校までしかいませんでしたけど、自分の家族、もう両親はいないんですけど、そういうのがパッと思い浮かぶような場所ですね。両親のことを思い出します”と感慨深げに語り、福岡県出身の富田は“映画で福岡の景色を見ても、アルバムのように小さい頃の自分と今の自分がいるような気がします。アルバムのような存在ですね”と回答。

東京都出身の白洲は、最近、地元に帰って旧友と5年ぶりに会ったそうで“一緒にゴルフに行こうってなって、8時集合だったんですけど40分くらい遅れてきて、ゴルフのあとにお風呂に行ったんですけど、僕が先に出てから30分くらい経っても出てこなくて、見に行ったら寝湯で寝ていたんですね。学生の頃もそいつはよく遅刻してくるし、ずっと待っていたなと思って、いくつになっても変わらないんだなと安心したいい機会でしたね”と口にし、同じく東京都出身の矢吹は“HKTに入るために小学6年生の時に福岡に引っ越したので、第2の故郷は福岡だなって思うんですけど、空港に着いた時には今でも小学生の時を思い出しますし、毎回「家族のためにもまだまだ頑張るぞ」という気持ちになりますね”と初心にかえることを打ち明けた。

北海道出身の運上は“全校生徒20人くらいの学校で田舎だったので、地元にいた時は「ここから出たいな」と思うこともあったんですけど、たまに帰るとホッとする場所で、温かい場所で、今回の映画を観ても思い出すような場所だったなと思います”と目を輝かせ、大阪府出身の森岡監督は“親父と仲が悪くて、僕の仕事を認めてくれていなかったのであまり実家に帰ってなかったんですけど、親父が亡くなった時に、そういう親父がいたから東京で頑張れたかなという気がしました。その想いがこの2人(高橋と白洲)の関係性として出ていると思います”と遠くを見つめた。

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