【密着レポート】マジカル・パンチライン沖口優奈、壮絶・悶絶・拒絶なる10,000個ドミノチャレンジ「これは罰ゲーム、これは罰ゲーム……」『ゆうなの那由多？超過酷！一万個ドミノライブツイスター』密着レポート

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カタルシスだけではなく、爆笑も起きたドミノ倒し本番

沖口優奈のドミノチャレンジに、予定調和はなかった。終盤に起きたまさかの展開に、さすがの沖口もショックを隠せない。

でも、下を向いていてもドミノは決して立たない。完全に折れたかと思われた心を立て直し、再びドミノに向かう沖口。残り時間はメンバー6人が協力してドミノを立てていくことになった。

この春に新メンバー2名が加わったマジパンが初めて直面するグループとしての大きなピンチ。それを6名が力を合わせて切り抜けようとしている。取材する身としては、こういうグループの友情物語が見えるシーンは、正直おいしい。だって、“プロジェクトのスタート→意外と順風満帆→仲間同士のいざこざ発生→ピンチに→紆余曲折があって和解（←今ココ）→見事に達成”は、ドキュメンタリーの王道的な構成だ。6人がドミノを立てている姿を見ながら、あとは予定どおりドミノが立つのを待つだけだと思っていた。

しかし、個性派集団のマジパンは、なかなかシナリオどおりには行かない。その後も、会場には、時折 “カタカタカタ〜”というドミノが倒れる音や、“キャー！”という悲鳴が響く。3歩進んでは2歩下がる。いや、言い過ぎました。5歩進んでは3歩下がるといった進み具合だった。

そして、なんとか、本当に、時間ギリギリに3,333個のドミノは立てられた。6人は、土壇場で、ドミノ立てに対する潜在能力を発揮したのだ。

振り上げられた拳は下ろされるように、沸き曲でコールが発生するように、推しのチェキ列に並んでしまうように、立てられたドミノは倒されるもの。いよいよ沖口優奈がドミノを倒すという、この日最大のクライマックスへ。ドミノのスタート地点に立つ沖口。それを見守るマジパンメンバー。やや緊張した面持ちの沖口の指先が、ドミノに触れ、そこから一気にドミノが倒れていく。

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カタルシスが起きた！……と思っていたら、まさかの最初の30個ほどでストップしてしまうドミノ。爆笑が起こる会場。

最初の部分のみをもう一度立て直して、仕切り直すことに。2度目は調子よく倒れていくドミノ。少し前までは絶望感しかなかった“カタカタカタカタ〜”とドミノが倒れる音が、今は爽快感をもたらしてくれる。実は、仕切り直したドミノ倒しでも少しだけ想定外のことが起こってしまったが（その詳細はぜひドキュメントDVDで確認してもらいたい）、沖口優奈のドミノチャレンジの結果はいかに？

途中、さまざまなトラブルがあるたびに、天を見つめながら“これは罰ゲーム、これは罰ゲーム……”と自分に言い聞かせて奮闘していた沖口優奈。沖口本人はもちろん、メンバーにとっても過酷なチャレンジとなった3,333個のドミノ立てを通じて、マジカル・パンチラインが結束を強め、さらに成長を遂げたのは間違いない。立てられたドミノが倒れていく時に発する爽快感と同じように、これからマジカル・パンチラインの6人がドライブ感あふれる活動を展開してくれることに注目していきたい。

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ワンマンライブ＜MAGiCAL PUNCHLiNE LIVE SUMMER 2019〜Magi☆Magi☆Rendezvous〜＞
日程：2019年7月6日
会場：大阪・梅田Zeela

日程：2019年7月14日
会場：東京・SHIBUYA STREAM Hall