【ライブレポート】東京女子流、これまでの歩みと未来への決意を見せつけた中野サンプラザホール公演

【ライブレポート】東京女子流、これまでの歩みと未来への決意を見せつけた中野サンプラザホール公演

【ライブレポート】東京女子流、これまでの歩みと未来への決意を見せつけた中野サンプラザホール公演東京女子流<CONCERT*07「10年目のはじまり」>ライブレポート

東京女子流が、2019年5月25日に中野サンプラザホールにてワンマンライブ<CONCERT*07「10年目のはじまり」>を開催した。

東京女子流<CONCERT*07「10年目のはじまり」>|中野サンプラザホール(2019年5月25日)

東京女子流は、2010年1月1日に結成、同年5月5日にメジャーデビューしたガールズグループ。2度の日本武道館公演を実施しながらも、メンバーの脱退、アーティスト宣言、そして撤回と紆余曲折しながら、本日、2011年12月24日から約8年ぶりの中野サンプラザ公演を開催した。

<10年目のはじまり>と題されたライブタイトルに合わせた、これまでの活動を振り返る映像が映される中、ステージを彷徨うサーチライト。ステージセンターにサーチライトの照準が合うと、そこにメンバー4人が登場。観客は大歓声を送った。

「Attack Hyper Beat Pop」、「Liar」などの人気曲で一気に会場を盛り上げると、衣装脱衣やバックダンサーを初めて起用し話題を呼んだ最新シングル「光るよ」、「kissはあげない」などの新クリエイティヴとして発表した新曲を披露。

中盤には、それまでDJブースでパフォーマンスしていたメンバーの新井ひとみが“私も踊りたい!”と言い、DJブースを離れて踊ることを観客に伝えると8年前に同会場で演奏した想い出の曲「孤独の果て~月が泣いている~」「ヒマワリと星屑」などの4曲をメドレーで披露。また、バンド編成だからこそのアレンジを施した「初恋」「サヨナラ、ありがとう。」を届けた。数ヵ月ぶりに4人で歌って踊るメンバーの姿に感動し涙する観客もいた。

ライブもいよいよ後半に差し掛かり、新井ひとみはDJブースにスタンバイ。「water lily~睡蓮~」「深海 -Hi-ra Mix」などのクラブバンガーチューンで会場をヒートアップさせ、立て続けに「Reborn」「おんなじキモチ」をパフォーマンス。「ゆうやけハナビ」ではバンドメンバー5名、バックダンサーオーディションで合格した総勢15名のダンサーと東京女子流メンバー4人、そして観客が総立ちで手をつなぎ、会場は一体となって本編は終了した。

鳴り止まないアンコールの声にメンバー4人は応えるべく再登場。結成時に10年後も歌い続けられる楽曲として当時の4人に渡されたメジャーデビュー曲「キラリ☆」を、10年後も20年後も、そして、その先もずっと歌い続けられますようにという願いを込めて歌い上げた。

本公演は9年の活動を振り返る構成となっており、いつの時代、どの部分を切り取っても、それが“東京女子流”であることを改めて感じさせられる内容となった。

まだ10年目は始まったばかり。これからの東京女子流にも注目していきたい。

東京女子流<CONCERT*07「10年目のはじまり」>|中野サンプラザホール(2019年5月25日)
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東京女子流<CONCERT*07「10年目のはじまり」>|中野サンプラザホール(2019年5月25日)
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東京女子流<CONCERT*07「10年目のはじまり」>|中野サンプラザホール(2019年5月25日)

東京女子流 CONCERT*07 「10年目のはじまり」

中野サンプラザホール
2019年5月25日

M1 Attack Hyper Beat POP
M2 W.M.A.D
M3 ふたりきり
M4 Liar
M5 雨と雫
M6 ラストロマンス
M7 kissはあげない
M8 光るよ
M9 孤独の果て~月が泣いている~
M10 きっと忘れない、、、
M11 ヒマワリと星屑
M12 Limited addiction
M13 初恋
M14 サヨナラ、ありがとう。
M15 ミルフィーユ
M16 water lily~睡蓮~
M17 Never ever (TJO & YUSUKE from BLU-SWINGVer)
M18 深海 -Hi-ra Mix
M19 Reborn
M20 大切な言葉
M21 おんなじキモチ
M22 ゆうやけハナビ

En1 キラリ☆
En2 光るよ more guitar mix

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