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AKB48 倉野尾成美 出演映画『いちばん逢いたいひと』、ポスタービジュアル&特報解禁! 「考えるきっかけとなったらいいなと思います」

AKB48の倉野尾成美が主演を務める映画『いちばん逢いたいひと』が、ポスタービジュアルと特報を解禁した。

同作は、10年ほど前に娘が白血病になり、家族で病を乗り越えた経験を持つプロデューサー・堀ともこが、競泳選手である池江璃花子が白血病を乗り越え<東京オリンピック>に出場したことをきっかけに、“白血病と骨髄移植”と“ドナー登録”について理解を深めてほしいという想いのもと製作。型が適合するドナーが見つかった時の心の底からの感謝の気持ちと、手紙1通でしか繋がっていないドナーとの運命的で、目に見えない絆を身をもって知るプロデューサーから生まれた、少女が白血病になった2つの家族の物語が交差するドラマティクなエンタテインメント映画となる。

主演の倉野尾成美は、白血病を乗り越えて初めて1人旅に出る大人になった楓役を演じる。白血病になった娘に寄り添う母・佳澄役は高島礼子、白血病で娘を亡くしたことで、自らドナー登録する柳井役は崔哲浩、柳井の田舎の母・祥子役は中村玉緒が務める。また、子ども時代の楓役として田中千空、同室の白血病患者・与志役として海津陽が出演し、同作の監督/脚本の丈が康介役も担う。

なお、同作は、2023年2月17日(金)よりロケ地である広島県福山駅前シネマモードにて先行公開、2月24日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開が決定した。

コメント

倉野尾成美(AKB48):
この役のオファーをいただいた時、豪華なキャストさんに囲まれて、主役という重要なポジションが自分にできるのかと不安もありましたが、本読みの時にプロデューサーの堀さんの映画に対しての想いを聞いて、自分もお力添えできたらと思いました。病気を乗り越えた高校生からの楓を演じましたので、役作りというよりは自然体、だけど病気を乗り越えて、一回り成長した楓を演じようと心がけて撮影に挑みました。“骨髄バンク”“ドナー”と聞いたことがあっても、実際は知らないことだらけで。この作品を通して知らない方たちにも知っていただき、考えるきっかけとなったらいいなと思います。ぜひ、劇場で観ていただけると幸いです。よろしくお願いします。

丈(監督/脚本):
プロデューサー・堀さまのお嬢さまが白血病を患い、実際にドナーの方のお陰で命を繋いだ実体験を映画化したいと、脚本/監督のご依頼を受けました。患者とドナーは決して会ってはいけない、手紙もほんの1~2回程度のやり取りしかできないと聞き、なんてドラマティクなんだと感嘆し、ストーリーもあっという間に出来上がりました。

医療ものと聞くと静かな作品を連想しがちですが、あくまでエンタテインメントで次々と畳み込むスピーディな展開、ダイナミックな画創りを意識しながら創作しました。高島礼子さん、中村玉緒さん、三浦浩一さんを始めとする実力派の演技と、崔哲浩さんの独自の空気感、主演の倉野尾成美さんの素朴で一途な想いは、きっと胸を打つに違いありません。ぜひ、映画館でその想いを確かめてください。

堀ともこ(プロデューサー):
今から13年ほど前。私の娘がお医者さまから“お気の毒ですが、「急性リンパ性白血病」という病気です”と宣告されました。あまりのショックに、お医者さまから何を説明されたのかまったく覚えていません。家族が病気になるということ。とても不幸なことです。心が張り裂けそうになるほどに苦しみます。でも、そのことが今は、私と娘のかけがえのない強い絆となって支え合っています。

映画『いちばん逢いたいひと』は、白血病を乗り越えた少女と、そのドナーになった男の人生を描いた物語です。骨髄のドナーは、自分が健康だからなれるものです。世界情勢の中で、命の重さに毎日向き合っている今だからこそ、1つの命が1人の命を救えるかもしれないことを、映像を通して表現したいと考え、10年以上の時を経て映画化を実現いたしました。

この映画を製作することで、白血病で苦しむ患者やその家族を救う手立てである骨髄移植の理解を、世に広めることができれば本望です。

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