STU48［JAPAN IDOL CONNECT FES］誕生日ありハプニングありの貴重なステージ＆最後は「せーの！」で会場を1つにSTU48＜JAPAN IDOL CONNECT FES 2022＞ライブレポート

取材＆文：赤木一之

Overtureでステージにメンバーが並ぶと、会場からは大きなクラップが轟いた。1曲目に瀬戸内・広島から世界の平和を祈るメッセージソング「花は誰のもの？」を優しい歌声で届けると、その穏やかな気持ちから情熱が込み上げてくるようなラテン感のある楽曲「無謀な夢は覚めることがない」ををパフォーマンス。続く「ヘタレたちよ」では、会場のサイリウムが楽曲のテーマカラーであるグリーン一色に。《ここらでいっちょ走ってみないか？》のパートでは、サイリウムが旋回する。1曲目、2曲目と感情を高めてきてからの、3曲目のノリのよい応援ソングは元気が出る。

自己紹介を挟み、“もっともっと盛り上がっていきましょう！”の言葉で、「STUフェスティバル」「夢をガラス瓶の中に」「夢力」と、明るく前向きな曲をくり出した。

MCに入ると、高雄さやかが“今日はSTU48のステージをご覧いただきましてありがとうございました！　またみなさんにお会いできるのを楽しみにしています！”と、終わりの挨拶が。すると咄嗟にメンバーから“えっ？”“まだあります……”とツッコミが入る。大胆に進行を間違えてしまった高雄は、“あっ！”と照れ笑いを見せた。

仕切り直して、メンバーにライブの感想を聞く流れに。自己紹介でこの日が20歳の誕生日と発表した田中美帆は、“みなさんと楽しい時間を過ごせて、めちゃめちゃ最高の誕生日になりました！”と喜びのコメント。研究生の久留島優果は、“私は先輩とフェスに出るのは、今回が初めて。直前まで本当に緊張してたんですけど、ステージに立ったらみなさんの熱気がすごく、楽しくていい経験ができたなと思います。ありがとうございます！”と、安堵の表情を浮かべながら感謝した。

そして、“9月ですけど、夏の最後を盛り上がっていきましょう！”と、「サングラスデイズ」へ。ギターリフから入る爽やかなサマーソング。終盤の《La la la》パートに差し掛かると、中村舞が“みなさん今日はありがとうございました！　最後はみなさんと一緒に手を振りたいです。せーの！”で、会場が1つになり、歌い終わると温かい拍手が送られた。

約30分。田中の誕生日あり、高雄のハプニングありで、貴重なステージとなった。

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