青山Rabness［JAPAN IDOL CONNECT FES 2022ライブレポート］「いつもの1,000倍くらい」グループ史上最大規模の会場に緊張するも笑顔で乗り越える青山Rabness＜JAPAN IDOL CONNECT FES 2022＞ライブレポート

取材＆文：赤木一之

SEに合わせ、赤く灯るステージに赤い衣装で現れた青山Rabness。青のイメージが強かっただけに、赤でさらに大人の雰囲気漂うエレガントさのある衣装での登場は意外だった。そんな驚きがあっての1曲目は今年7月にリリースされた「わたし、クリームソーダが好き」。晴れやかな青空の下のステージを連想させる爽やかなエレクトロサウンドに乗せて、軽やかに踊る9人。クリームソーダ＝青空だとすると、今回の彼女たちはチェリーになぞられた太陽や夕日だろうか。

1曲目を終えると、来栖みりあ、雨宮芽生、花村ほのか、近瀬零、水川恋、岡元りこ、姫乃彩、泉はる菜、桜木るかの順番で自己紹介。2020年1月のデビュー以降、グループ史上最大規模の会場となった今回のライブ。花村が緊張で噛みそうになりながら、1曲目を終えての感想を姫乃に聞くと、“いつもの1,000倍くらい（笑）”と、規模感を表現。“これまでで1番大きい会場に立たせていただいているんですけど、最後まで全力で頑張るのでみなさん見守っていただけたらと思います。よろしくお願いします！”と、意気込みを口にした。

青春恋愛ソング「雨粒のDIAMOND」で揺れる赤いサイリウム、新たなスタートを歌った「スタートライン」で鳴るクラップ音と、序盤の緊張がほぐれていくように、会場との距離を縮めるメンバー。ラストは青春時代の苦悩や甘酸っぱい気持ちを歌詞にしたデビュー曲「マイアミ・ブルー」を披露。勢いと軽やかさを感じさせるイントロから、終盤に向けてどんどん気持ちが高まってくる1曲。可愛らしいダンスに乗せて歌い上げると、会場からは温かい拍手が。“ありがとうございます！”とお辞儀をするメンバーからは安堵の笑顔がこぼれた。

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