【ライブレポート】26時のマスカレイド、グループの強固な絆で挑んだネクストステージへの第一歩「これからもみなさんと一緒に階段を登っていきたい」26時のマスカレイド＜ニジマスワンマン公演ニジマスストーリー第5章〜26時のオープニングセレモニー〜＞東京公演ライブレポート

5人は、新曲「ちゅるサマ！」初披露というサプライズで熱いアンコールに応える。センター来栖が歌い出し、江嶋と吉井が心地よいハーモニーを聴かせるサンバ調の可愛らしいこの夏ソングは、ニジマスに新しいエッセンスを加えていた。

MCでは、本楽曲がメジャーデビューアルバムのリード曲であること、作曲はニジマスではお馴染みのクボナオキ、作詞は事務所の先輩であるSILENT SIRENのすぅが担当したことを発表。そして、大門が“アンコールTシャツに着替えてきました”と、文化服装学院が手がけたアレンジTシャツについてトークを展開。重大発表としてモニターで、11月23日（士）に史上最大キャパとなる初めてのホールワンマンを昭和女子大学人見記念講堂で開催することを発表（後日開催された大阪公演にて＜26時のマスカレイド 3rd Anniversary Tour＞の詳細が発表された）。

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そして、メンバー1人ひとりが本日の感想を言葉にしていく。リーダーである江嶋は、“最初のオープニング映像でもあったんですけど、私たちがお披露目で立ったステージはJOL原宿っていうフードコートにある半円のステージで。その時は無料でお披露目ライブという形でライブをさせていただいたんですけども。それから時間が経って、いろんな出会いとか別れとかがあって、このメンバーでこのスタッフさんで、今このステージを作れているっていうのがかけがえのない宝物だし、今までの想い出も私たちは背負って前に進んでいかないといけないと思っています。メジャーデビューが決まった2月6日には、私たちもこんなに嬉しいことが起きると喜びの言葉が出ないんだってわかって。これからファンのみんなと一緒にまだ見たことのない景色を見られたら、もっともっといろんな想い出が作れるんじゃないかなぁと思うとワクワクな気持ちでいっぱいです。リリースするCDをたくさんの方に聴いていただいてこそ、今回のメジャーデビューというものが大きなものになると思っていて。私の個人的な目標は、福岡の家族がテレビでニジマスを観られることです。だから、これからもニジマスの魅力をもっといろんな人に届けて、ファンのみなさんと、スタッフさんと、メンバーと一緒に階段を一歩一歩登っていきたいと思っております”と、決意を述べた。

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“今日来てくださったみなさん、私たちに携わってくださっている方々、すべての人に感謝を込めて歌います”と森が語り、「心から」へ。客席は、メンバー念願であった白のサイリウムで埋め尽くされる。品川ステラボールが1つになった瞬間に、森の瞳からは涙がこぼれた。メンバー、スタッフ、そしてオーディエンスと一緒に作り上げてきたこのワンマンライブのフィナーレを飾ったのは、ニジマスの絶対的サマーチューン「ハートサングラス」。江嶋が“最後の曲です。夏の主役はニジマスだー！”と決めセリフを発すると、フロアのボルテージは最高潮に。“最高の時間をありがとうね”と最後に再び感謝の気持ちを伝え、ライブの幕を下ろした。

最初に来栖が放った“最高のオープニングセレモニーにするぞ！”という宣言どおり、この日集まった観客は彼女たちが生み出した最高な空間に酔いしれた。26時のマスカレイドは、これからメジャーのステージへと活躍の場を移していく。そんな彼女たちを後押しするように鳴りやむことのない拍手と歓声が品川ステラボールに響き渡っていた。

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＜26時のマスカレイド 3rd Anniversary Tour＞
◉2019年10月26日（土）
愛知県・名古屋ボトムライン
◉2019年11月4日（月）
宮城県・仙台CLUB JUNK BOX
◉2019年11月9日（土）
福岡県・福岡BEAT STATION
◉2019年11月16日（土）
大阪府・松下IMPホール
◉2019年11月23日（土）
東京都・昭和女子大学 人見記念講堂