福地桃子、坂口健太郎演じる北条泰時にビンタ!? 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第34回にて

福地桃子、坂口健太郎演じる北条泰時にビンタ!? 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第34回にて

福地桃子、坂口健太郎演じる北条泰時にビンタ!? 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第34回にて

福地桃子が出演する大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)の第34回「理想の結婚」が放送された。

同作が自身初の大河ドラマ出演となる福地は、北条泰時(坂口健太郎)の妻“初(はつ)”を演じている。

第34回で初は、北条泰時と北条義時(小栗旬)との3人のシーンで登場。

義時が“のえ”(菊地凛子)という女性との関係が良好であることを伝えている場面だ。ところが、義時の前妻である“比奈”(堀田真由)のことを考えると、新しい女性との関係が始まりつつあることがどうしても許せなかった泰時は、父上である義時に向かって“どれも言い訳”、“自業自得だ”、“父上には人の心がないのですか”などと、思いやりのない言葉を次々と投げつける。

そんな中、初は、言葉が止まらない泰時の頬に平手打ちをしてしまう。思わず手を出してしまった初だが、その場を去っていく泰時を気にしながら、父上である義時に“わかってると思うんです。あの人だって”、“比奈さんがいてくれてどんなに救われたか、よく話してくれます。わかってはいるんです”と、泰時の気持ちを代弁するかのように話す。

冒頭に家族としての衝突があったものの、義時と泰時の関係を崩させない初の自然なふるまいと、妻としてしっかり泰時を思う気持ちが伝わってくるようなシーンとなった。

同作は、61作目の大河ドラマで三谷幸喜が脚本を手掛ける予測不能エンタテインメント。タイトルの“鎌倉殿”とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は小栗旬演じる鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝(大泉洋)にすべてを学び、武士の世を盤石にした義時。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台にパワーゲームがくり広げられる。

初は、北条義時の盟友である三浦義村(山本耕史)と出自不明の女性の間に生まれた娘。そうした出生の不確かさに反し、鎌倉幕府の最有力者である北条に嫁ぎ、名宰相として後世に名を残すこととなる北条泰時の妻にして北条家嫡流の母となる人物である。義村らが西国遠征する際は八重(新垣結衣)のもとに預けられ、金剛(=北条泰時)とともに育てられながら、その後、泰時を支える存在となる初はどのように物語に関わっていくのか。ぜひ放送で確認してみてほしい。

福地桃子 プロフィール
1997年生まれ。東京都出身。

2019年、NHK連続テレビ小説『なつぞら』に夕見子役で出演して話題に。

テレビドラマ『#リモラブ~普通の恋は邪道~』、『女子高生の無駄づかい』、映画「あの日のオルガン」(平松恵美子監督)など、幅広く出演。

2022年は、映画『サバカン』(金沢知樹監督)、7月スタートの日本テレビシンドラ『消しゴムをくれた女子を好きになった』ではヒロインとして出演が決定。ほかにも複数の映画やドラマ作品に出演予定。