【連載】RaMuのムビずきゅ！第11回：今大注目の阪元裕吾監督！「阪元シネマティックユニバースに勝手に期待を寄せています」【連載】RaMuのムビずきゅ！第11回　阪元裕吾監督作品

やぴ！　RaMuずっきゅん！　今回は私が今ハマっている阪元監督作品を紹介します！！

阪元監督にハマったきっかけは、ズバリ『ベイビーわるきゅーれ』！　低予算のほのぼの系殺し屋ムービーかと思ったらなんのその。美女ふたりがゴリッゴリのアクション連発で思わず唖然。ある意味裏切られた作品でもありました。可愛くてキュンキュンしてたのに、まさかアクションでもキュンキュンさせられるとは……。もうすっかり伊澤彩織さんの大ファンになったのは言うまでもありません。

これはもしや……と思い、ほかの作品も鑑賞。

『最強殺し屋伝説国岡』。うおお、パッケージがあからさまに殺し屋アクションムービーじゃないか！！　と思っていざ観てみると、ん……？　これはドキュメンタリー……？

そう、阪元監督が自らカメラを回し、殺し屋として生きる“国岡”を追っていくというモキュメンタリー（フィクションを、ドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現手法）。『ベイビーわるきゅーれ』とこれまた違ったユルユル感！　国岡が一般人さながらのぼやきをしながら凄腕殺しスキルを引け散らかす様は、緩急がしっかりしていてかなり楽しめました。そして、またゴリッゴリのアクション！！　この2作品を観て、ガッツリ阪元監督にハマってしまいました。

『黄龍の村』もかなりよかった〜！　陽キャと陰キャがBBQをしたところ、ひょんなことにやべえ宗教の村にたどり着いちゃった！という話。阪元監督のすごいところって、緩急をしっかり魅せるのはもちろんのこと、脚本がめちゃくちゃ面白すぎるんだよ〜！　アクション俳優の希望の光！　こんなにアクション俳優さんにハマったのは正直初めてです。

低予算映画に凄腕アクション俳優を組み合わせるという発想も素敵。度肝抜かれるもん。俳優さんの引き出し方も本当に秀逸。天才だ……。