エビ中 風見和香［ライブレポート］フレッシュな魅力をたっぷり届けた15歳の生誕ライブ

メンバー自らがプロデュースするエビ中生誕ライブシリーズ。今年から新メンバーも開催することが決定し、そのトップバッターを風見和香が務めた。

“ののかまると犬の散歩～初めてのお散歩～”をテーマにした今回の生誕ライブ。マリンとセーラー服を意識した可愛らしい衣装を身にまとって登場した風見は、「イヤフォン・ライオット」からライブをスタート。この曲は新体制初の楽曲で、風見にとってのデビュー曲ともいえる。“今日で15歳になりました！　一緒にお散歩楽しんでいきましょー！”と会場を煽ると、スタートから大きな盛り上がりを見せ、続いて「朝顔」を元気よく歌い上げた。

最初のMCでは、“みんな楽しんでいきましょうね！　緊張していますが、嬉しいです”と挨拶すると、「ラブリースマイリーベイビー」「誘惑したいや」を経て、上白石萌音のカバー曲「スピン」を歌唱。

質問コーナーでは、“来年から新メンバーが入りますが、ののちゃんはどんな存在になりたいですか？”という質問に、“エビ中の末っ子だけど、お姉さんらしく、真面目なキャラを貫きたい”と風見らしく回答して会場を和ませると、原田知世のカバー曲「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」、そして「I'm your manager」をパフォーマンス。

MCに入ると“自分の目標を発表したいと思います！”と深呼吸すると、“15歳のテーマは自分らしくです！　もっともっと自分のよいところを見つけて、みなさんにアピールしていきたいと思います”と意気込みを語った。

後半パートでは、きゃりーぱみゅぱみゅのカバー曲「キミに100パーセント」で会場にハッピーな想いを届けると、雰囲気を変えて、最新アルバムに収録されているバラード曲「ナガレボシ」を披露。切ない中にも温かみのある歌声で会場を優しく包み込んだ。

栞菜智世のカバー曲「Heaven's Door 〜日の当たる場所〜」でライブを締めくくると、“めちゃくちゃ緊張したけど、たくさんの方が集まってくださって、ここまで頑張ってきて本当によかったなと思いました！　ありがとうございます！”とファンに深々と感謝の言葉を届けて、ステージをあとにした。

アンコールの拍手が響き渡ると、突如関取風の着ぐるみを来た風見が登場。いつもの優等生と一変した姿に会場は大盛り上がりに。“着ぐるみがずっと着たかったの！”と会場を沸かせると、ハッピーバースデーソングが流れ、メンバーの柏木ひなたがケーキを持ってサプライズ登場。そして、着ぐるみのまま現役中学生最後のソロライブの記念として「永遠に中学生」を歌い、“これからも頑張りまーす！　本当に今日はありがとう！”と感謝の気持ちを語り、さらなる活躍を誓って、記念すべき第1回目のソロライブを締めくくった。