NEO JAPONISM サウンドP・Saya 新スタジオ『MELON SODA STUDIO』潜入［後編］A-Spells×滝沢ひなの＆福田みゆ「ネオジャポ師弟懇談」NEO JAPONISM サウンドP・Saya 新スタジオ『MELON SODA STUDIO』潜入［後編］

NEO JAPONISMサウンドプロデューサーのSayaが、東京・渋谷に新しいスタジオ『MELON SODA STUDIO』を新設した。

前編では機材へのこだわりはもちろんのこと、ピクサー・アニメーション・スタジオを意識したSayaのセンスと遊び心に溢れるインテリアを含めたスタジオ作りのこだわりを大いに語ってもらった。後編はSayaとアシスタント・山本紗江の制作プロデュースチーム『A-Spells』の2人と、NEO JAPONISMの2人、滝沢ひなの、福田みゆによる師弟懇談をお送りしたい。NEOの楽曲はどうやって作られているのか？　Sayaによるサウンドプロデューサー目線からのNEO JAPONISM、山本のボーカルディレクション、現在制作中の新曲に至るまで、普段絶対に聞くことのできないNEO JAPONISMの制作現場の裏側に迫る。

今後そういう機会が増えていくなら、ちゃんと天才っぽくいようと思って（Saya）

ーーNEOのおふたりから見て、Sayaさんはどんな方ですか？

滝沢：
いい意味でイカれてんなーって。

Saya：
ひなに言われたくないよ！（笑）

一同：
（大笑）

滝沢：
めっちゃおもろい人やなーって。室内で卓球始めたり。普通、室内でシャボン玉しないじゃないですか。いきなり“シャボン玉しよーぜー！”って言い出して。テーブルがびっしょびっしょになった！

Saya：
それを見てた（加藤）颯（NEO JAPONISMプロデューサー）くんが“＜NATSUZOME＞でシャボン玉やりたいなー“って言い出して。

ーーえ？　あのバブルガンをこの部屋で使ったんですか!?

Saya：
これね（持ってくる）。

ーーそれを室内で……（汗）。福田さんはどうですか、こんな変わったプロデューサーですが……。

福田：
前グループの時に1曲作ってもらってるんです。その曲が好きで。1回しか会ってないのにフレンドリーに接してくれて。ほかのメンバーだったんですけど、ライブに誘ったら来てくれたり。深い関わりはなかったけど、よくしてもらってました。それでNEOに入ってからずっとお世話になってます。これからもずっと一緒にやっていくんだろうなって思っています。NEOは曲を出すペースがすごく早いんですけど、それでいつも大変という話も聞くんです。だけど、毎回曲がすごく好きで……これからもよろしくお願いします（ペコリ）。

Saya：
こちらこそ、こちらからもよろしくお願いします。

ーー山本さんにとっては師匠にあたる方ですが、どんな方でしょうか。

山本：
Sayaさんはぶっ飛びすぎてついていけないなと思うことがあるんです。頭の中がすごいことになってるからこそ、面白いサウンドを生み出せて、面白いスタジオ作りができているんだなと思います。このスタジオが出来上がったのを見て、“ああ、この人はやっぱりぶっ飛んでたんだな”というのがわかった（笑）。最近はファッションもそんな頭の中が出てきた感がありますね。

福田：
今日もすごいよね（笑）。

Saya：
前はこうやってインタビューされることもなかったし、俺の写真が世に出ることもなかったからあまり気にしてなかったけど、今後そういう機会が増えていくなら、ちゃんと天才っぽくいようと思って。

滝沢：
それ、天才なんやー（笑）。

Saya：
普通の人ではないよね。天才っぽくいた方がいいじゃん、NEO的にも。

ーーこう見えても、元ヴィジュアル系バンドのギタリストですから。

滝沢：
あはっ！　見た！　斜めに写っちゅう。今の方が若く見える！

福田：
うんうん。

山本：
サウンドの面でもかなり細かいところまでこだわりがあるので。そういうのがだんだんこういうところにも現れてきて、なるほどなって合点がいきました。