FRUITS ZIPPER[ライブレポート]満員の特別単独公演で魅せた“NEW KAWAII”パフォーマンス!
FRUITS ZIPPER[ライブレポート]満員の特別単独公演で魅せた“NEW KAWAII”パフォーマンス!
FRUITS ZIPPERが、8月9日(火)神奈川・横浜1000CLUBにて<FRUITS ZIPPER単独公演〜夏休みジッパー!〜>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
文:石山喜将
撮影:Masayo
<FRUITS ZIPPER単独公演〜夏休みジッパー!〜>神奈川・横浜1000CLUB(2022年8月9日)
今回のライブは、夏フェスが続く中で、さらに夏を盛り上げようという意味合いと、9月12日(月)の東京・恵比寿LIQUIDROOMでの1stワンマンライブに向けて、グループとしてさらに勢いをつけていくために開催し、計10曲を披露して、観客を終始、虜にしていた。“今1番注目すべきアイドル”を見ようと、会場には多くの人が集まった。平日にも関わらず、チケットはSOLD OUT。ここからもFRUITS ZIPPERの今の勢いが伺える。
開演時間になると、暗転して会場にレーザーが照射。色とりどりな照明の中で、特別なロングSEが流れた。綺麗な音色の後に、エレクトロニックなダンスサウンドとクラップ音で期待を煽るSE。そして、クラップ音に合わせて、メンバーがゆっくりと行進しながら登場し、サウンドに合わせて華麗に踊る。
このライブの口火を切ったのは、「We are Frontier」。赤い照明がステージを照らす中、力強いサウンドに合わせて、熱唱をする7人。カッコ良く、綺麗に全身を使いながらキレキレのダンスを披露し、オーディエンスを魅了していく。ビートに乗りながら、エネルギッシュに歌い、踊る。そんな7人のパワーが溢れる、クールなパフォーマンスに魅了されて、体を揺らすオーディエンス。スタートから盛り上がりを見せる。
続いて、「Re→TRY & FLY」をドロップ。こちらもクールな楽曲で、リズムに乗りながら端麗なアクトを魅せる。サビでは、拳を掲げながら、ステージ前方へ進む勇ましい姿を見せる。7人が美しいユニゾンを奏でるのも印象的だ。このクールな世界観に浸るファンに、FRUITS ZIPPERの7人もどんどん気合いが満ち溢れていく。
スタートから熱いステージングを魅せるFRUITS ZIPPERだが、ここからさらにたたみかけていく。夏曲の「ふれふるサマー!」では、タオルを振りながら、愉しげにパフォーマンス。曲中に自己紹介を行い、メンバーの個性を強調させていった。タオルを振り回しながらステージを駆け回り、そのメンバーに合わせて、観客もタオル、サイリウムを振って反応する。夏に相応しいお祭りのようなステージで、ヒートアップしていく。
「君の明るい未来を追いかけて」では、ジャンプをしたり、手を振ったり、観客に向かって指を差したりなど、キュートな様子を見せるが、真摯に歌い上げながら踊って表現する姿に、このグループへの想いの強さを感じさせる。
MCでは、鎮西寿々歌が“毎月定期公演を行っているんですけれど、ファンの皆様から「ちょっとチケットの抽選が当たらないんだけど」というお声をいただいたので、特別にここ横浜1000CLUBにてスペシャル公演を開催することになりました!”と今回この特別公演を開催する経緯と、チケットSOLD OUTで多くの人に来てもらったことに大きな感謝を述べた。
そしてライブも後半へ。話題沸騰中、多くの人々に聴かれ続け、累計でTikTok2億回も再生されている「わたしの一番かわいいところ」では、全面的にキュートなアクトを展開すると同時に7人それぞれの個性を輝かせていた。サビでは、ステージをいっぱいに使いキュートな空間を作り上げていった。、7人それぞれが、“わたしの一番かわいいところ”を魅せつけ、ファンをさらに虜にしていった。続いて、メロディーチューン「skyfeelan」を披露。時にファルセットを用いながら美しく歌唱。
メンバーが一旦ステージから捌け、レーザーショーと題した特別演出がスタート。重低音のEDM調サウンドに合わせて、七色に光るレーザーでFRUITS ZIPPERのロゴやハートロゴが会場に映し出される。メンバーが再度登場し、その重低音の中、華麗に踊る。そして繋ぎで、次の曲「RADIO GALAXY」へ。「RADIO GALAXY」は、Kawaii Future Bassサウンドの楽曲で、緩急のあるアクトを展開。ラップパートや熱く歌い上げるパートなど、楽しみが多い楽曲に愉しげにするメンバーとファン。その関係がとても素晴らしい。
本編最後は疾走感溢れる「完璧主義で☆」で、可憐なパフォーマンスを披露。「大丈夫」「いつも真っ直ぐにいられるのは 君がいるから」「すぐそばにいてね」という歌詞の通り、FRUITS ZIPPERについてきて欲しいと意思表示をすると同時に安心感も作り出していた。思いの丈をこのパフォーマンスに宿らせていた。最後に後ろ向きでピースをしたポーズを取って、本編は終了した。
本編を終えると、7人がステージを去るとすぐにアンコール。
そしてメンバーが再登場。アンコールでは、本編でも披露した「わたしの一番かわいいところ」「ふれふるサマー!」を再び披露。最後の最後までキュートなパフォーマンスとともに、気迫が感じられるステージングで熱量は最高潮へと達した。こうして、熱い空間のまま、<FRUITS ZIPPER単独公演〜夏休みジッパー!〜>は幕を閉じた。
<FRUITS ZIPPER単独公演〜夏休みジッパー!〜>
2022年8月9日(火)神奈川・横浜1000CLUB
[ セットリスト ]
SE(Long Version)
M1. We are Frontier
M2. Re→TRY & FLY
M3. ふれふるサマー!
M4. 君の明るい未来を追いかけて
M5. わたしの一番かわいいところ
M6. skyfeelan
レーザーショー(RADIO GALAXY Remix)
M7. RADIO GALAXY
M8. 完璧主義で☆
-Encore-
M9. わたしの一番かわいいところ
M10. ふれふるサマー!
<FRUITS ZIPPER 1stワンマンライブ(タイトル未定)>
日程:2022年9月12日(月)
会場:恵比寿LIQUIDROOM