NEO JAPONISM 滝沢ひなの、憧れのニューロティカ あっちゃんのお菓子屋さんに行く「東京はマジ、ハレンチな街やった!!」

NEO JAPONISM 滝沢ひなの、憧れのニューロティカ あっちゃんのお菓子屋さんに行く「東京はマジ、ハレンチな街やった!!」

NEO JAPONISM 滝沢ひなの、憧れのニューロティカ あっちゃんのお菓子屋さんに行く「東京はマジ、ハレンチな街やった!!」NEO JAPONISM 滝沢ひなの【特別企画】憧れのニューロティカ ATSUSHIのお菓子屋『藤屋』を訪問

NEO JAPONISMの滝沢ひなのが、長年憧れているパンクバンド『ニューロティカ』のATSUSHIが三代目店主を務めるお菓子屋『藤屋』を訪問。“音楽”を通じて結びつき、たくさん笑いと涙が溢れた2人の奇跡の対談の模様を余すことなくお届けする。

煽りはとにかくライブをやること。何十回何百回やらないとわからないことがある(ATSUSHI)

滝沢:
聞きたいことがあって……(スマホのメモを確認しながら)ライブ中はどういう気持ちでやってますか?

ATSUSHI:
ライブ中は夢中で興奮しようかなと思ってる。オレが興奮すればお客さんも興奮するんで。そんなお客さんを見れば、こっちもテンション上がるし。ウチみたいなバンドは動かないと“今日は手を抜いてる”と思われちゃうし。とりあえず走り回っとけばOK! でも走ってるように見えて、実際は足がもつれてるだけというのもある。

滝沢:
めっちゃ体力あるなって思うんですけど、何かされてます?

ATSUSHI:
別に何もしてないんだけど。

滝沢:
してないんですね! すごっ! あんなに走り回って歌ってるのに!

ATSUSHI:
してないねぇ。何かした方がいいんだろうけど、普通に朝から仕入れ行って夜までこの店で働いてるから、それがいいのかなっていうのはある。でも、大きいところでやるにはちょっと身体動かさないと。小さいライブハウスより大きいライブハウスだと勝手が違うから。

滝沢:
映画にもありましたけど、自分の歌に自信がなくて辞めようと思ったって言ってたじゃないですか。それでも辞めなかった1番の理由って、何だったんですか?

ATSUSHI:
メンバーが辞めさせてくれなかった!

滝沢:
おおっ、そういうことなんですね! あと、煽りってどうやればいいんですかね? お客さんを楽しい気持ちにさせてあげられるような煽りはどうすればいいかをいつも考えていて。

ATSUSHI:
煽りはとにかくライブをやることだよね。何十回何百回やらないとわからないことがあるから。ウチらも最初の頃は全然お客さんが少なくて、だんだん増えていった。そうするといろんなことがわかってくるから。

滝沢:
頭に思い浮かんだことを言ってるんですか?

ATSUSHI:
少しはシナリオ書いてるけど、あとは適当に。その場の雰囲気で言っちゃうことが多すぎるな(笑)。

滝沢:
あ、そうだ、さっき言いそびれちゃったんですけど、小さい男の子がお父さんに担がれていて。あっちゃんさんがその子に“言ってほしい言葉があれば曲中で言うから”って。そしたらその子が“ドラえもん!”って言ったんですよ。曲の中でいつ“ドラえもん”って言うのかなって思ったら、ちゃんと自然に言っていて。すごいなって思ったんです。

ATSUSHI:
あー(笑)。そういうのあるんだよな。どこかで“五木ひろし”を入れたりとかね。

次ページ

  • 5
  • トップページ
  • インタビュー
  • NEO JAPONISM 滝沢ひなの、憧れのニューロティカ あっちゃんのお菓子屋さんに行く「東京はマジ、ハレンチな街やった!!」