NEO JAPONISM 滝沢ひなの、憧れのニューロティカ あっちゃんのお菓子屋さんに行く「東京はマジ、ハレンチな街やった!!」

NEO JAPONISM 滝沢ひなの、憧れのニューロティカ あっちゃんのお菓子屋さんに行く「東京はマジ、ハレンチな街やった!!」

NEO JAPONISM 滝沢ひなの、憧れのニューロティカ あっちゃんのお菓子屋さんに行く「東京はマジ、ハレンチな街やった!!」NEO JAPONISM 滝沢ひなの【特別企画】憧れのニューロティカ ATSUSHIのお菓子屋『藤屋』を訪問

NEO JAPONISMの滝沢ひなのが、長年憧れているパンクバンド『ニューロティカ』のATSUSHIが三代目店主を務めるお菓子屋『藤屋』を訪問。“音楽”を通じて結びつき、たくさん笑いと涙が溢れた2人の奇跡の対談の模様を余すことなくお届けする。

滝沢ひなの(NEO JAPONISM)×ATSUSHI(ニューロティカ)

“闘う”を標榜し、圧倒的なライブパフォーマンスで他の追随を許さないNEO JAPONISM。全員が四番打者というべき強者揃いのメンバーの中で、一際目を惹くのが金髪ショートヘアの前髪で目を隠した滝沢ひなのである。野太いハスキーな歌声、ロックボーカリストさながらの佇まいとそのシルエットで観る者聴く者をねじ伏せていく。その溢れ出るカリスマオーラを前に女性ファンが多いことは言わずもがな、同業の女性アイドルにも彼女の熱烈なファンは多い。

NEO JAPONISM「Spica」[Live Video]

滝沢のそうしたロックスピリッツは両親の影響を大きく受けている。父母ともにバンドマンであり、母親のお腹にいる時からロックを聴き、物心ついた時にはライブハウスにいて、ラバーソールに革ジャン姿で小学校に通っていた。そんなロックの英才教育を受けて育った彼女のロックの原点はオフィシャルサイトの「HERO INTERVIEW」でとことん迫っているので、ぜひ読んでみてほしい。本記事が一層楽しめるはずである。

そんな彼女の口からよく出てくるバンドが、ニューロティカだ。1984年1月に結成、バンドブームを駆け抜け、数々の伝説を創ってきた日本を代表するパンクバンド。2022年1月には結成38年目にして初となる日本武道館公演<ニューロティカの『心燃会』〜俺たちいつでもロックバカ!!〜>を開催。ロック史上“再遅”記録となる武道館ライブである。そんな伝説のパンクバンドを滝沢は両親の影響でよく聴き、地元・高知でライブを観て大きく影響を受けたという。

ニューロティカ「DRINKIN' BOYS」

“あっちゃんのお菓子屋さんに行ってみたいんですよね”

滝沢は以前そう口にしていた。そう、ニューロティカのATSUSHIはパンクバンドのボーカルであると同時に、東京・八王子市にある創業70年のお菓子屋『藤屋』の三代目店主なのだ。

NEO JAPONISMは2022年3月に滝沢の作詞&作曲「すすめ」を表題曲としたシングルを、“金太郎飴付きMカード”という前代未聞のリリース形態で全国流通デビュー。これは金太郎飴を持ってあっちゃんの藤屋に行くしかない。

NEO JAPONISM 滝沢ひなの作詞&作曲「すすめ」Music Video

というわけで、八王子に降り立った滝沢ひなの。八王子といえば、松任谷由実を筆頭に、ファンキーモンキーベイビーズ、マキシマム ザ ホルモン……といった多くの有名アーティストを輩出した街。アイドルでも、BiSHのセントチヒロ・チッチ、元EMPiREで現ExWHYZのmidoriko、元BiSのアヤ・エイトプリンスなど、出身者は多い。

JR八王子駅前のユーロードを抜けて、少し閑静な街並みになったところに『藤屋』はある。その看板を見るや否や、“映画『あっちゃん』で見慣れた景色や!”と興奮を隠せない様子の滝沢。

ニューロティカのATSUSHIが三代目店主を務める創業70年のお菓子屋『藤屋』
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ニューロティカのATSUSHIが三代目店主を務める創業70年のお菓子屋『藤屋』
『藤屋』の店構え
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『藤屋』の店構え

店先のビニールシートをくぐると、“いらっしゃい”、店主が優しい笑顔で迎え入れた。

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