Peel the Apple 山崎玲奈［インタビュー］念願の＜TIFコスプレ＞出演への想い「この子のコスプレ、また観たい！って言ってもらえるように爪痕を残したい」

ポスト

あかせあかりさんの男装コスを見てると、“好き……”ってなります（笑）

――憧れのコスプレイヤーはいるんですか？

山崎：
あかせあかりさんをTikTokで見かけて、同い年でこんなにクオリティ高い子がいるんだと思いましたし、私が好きなキャラのコスプレをたくさんやられていたので、すごいなと思って参考にさせてもらってます。Twitterもフォローしてチェックしてますし（笑）。で、あかせあかりさんが男装のコスプレをしてるのを見てると、“あ、あかせさん、好き……”ってなるんですよ（笑）…………なんか、わかりますかね？（笑）…………なんか、説明が難しい！（笑）　もうそのキャラにしか見えないんですよ。

――なるほど。もはやそのキャラにしか見えないというくらいクオリティが高いんですね。

山崎：
そう、実現できるんだ!?みたいな。

――目標なんですね。

山崎：
はい、目指してます。しかもアニメの“着せ恋”（『その着せ替え人形は恋をする』）のエンディングテーマも歌われてますし。CDのジャケットがそのキャラのコスプレ衣裳で、音楽番組にもその衣裳で出ていたんですけど、“生放送”の“映像”であのクオリティは本当にすごいと思いました。二次元からそのまま出てきたみたいで、写真じゃなくてもこんなにクオリティ高いんだ！って、私もそういうふうに思ってもらえるコスプレイヤーさんになりたいなと思って日々研究してます。

――具体的にどんな研究をしているんですか？

山崎：
ウィッグってけっこう大事なんです。最近いろんなコスプレイベントに足を運んでいて、それこそ先日もお母さんと2人でacosta!さんのコスプレイベントを観に行って、カメラマンさんとコスプレイヤーさんが撮影している様子を遠目でチェックしてたんですけど（笑）、ウィッグのツヤ感でコスプレの完成度がけっこう変わるんです。だから、ウィッグを固める物とか、ツヤを出す物とか、けっこう種類があるので、コスプレイヤーさんがYouTubeに上げてる動画を観たりして、お母さんと一緒にいい物がないか探してます。あと、最近はTikTokのコメント欄に“こういう物を使ってます”って説明が書いてあるんで、欠かさずチェックしてます。

――研究熱心ですね。以前山崎さんにお会いした時に、コスプレをする上で身長は重要な要素になると言ってましたが、コスプレをしたいと思うキャラクターの身長は気にかけているのでしょうか？

山崎：
そうですね。私、身長は低いんですけど顔は大人っぽいって言われることが多くて、そのバランスが難しいんです。写真だと、下から撮れば身長は高く見えるので、身長が高いキャラをやったりすることが多いんですけど、＜TIFコスプレ＞では、初めてリアルで観てもらうということで、身長が高いキャラをやると、ほかのコスプレイヤーさんと並んだ時に違和感が出ちゃうかなと思って、顔の大人っぽさを活かせる低身長キャラを探して候補を5つ選びました。どれになるかはまだわからないですけど。

――すごいこだわりですね。

山崎：
こだわり出したら止まらないですね。観るのも楽しいですし、やるのも楽しくて……ホントにコスプレって全部が楽しいです！（笑）

――キャラを選ぶ基準って、身長と顔のバランスだったり、写真だけなのかイベント出演なのか、などいろいろあるんですね。

山崎：
はい、私はシチュエーションによって変えようと思ってますね。

――男女に関わらず？

山崎：
実際にリアルな場に出るとなると男装は難しいかなと思うんですけど、写真だと男装もやりたいなと思ってて。女性が男装しているのがカッコよくて好きなんですよ（笑）。だから女性の方にも観てもらいたいですね。前に1回『鬼滅の刃』の（時透）無一郎くんをやったんですけど、消してしまいまして（笑）、またアニメが始まるんで、ウィッグを買い直してリベンジしようと思ってます。