Peel the Apple 山崎玲奈［インタビュー］念願の＜TIFコスプレ＞出演への想い「この子のコスプレ、また観たい！って言ってもらえるように爪痕を残したい」

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家族全員がこだわりを持ってやってます

――コスプレをする際のこだわりは？

山崎：
そのアニメのキャライメージを壊さないようにって思ってますね。やっぱりそのキャラが好きな方も観てくださるので、そういう方々の世界観を壊さないように気をつけてます。

――そのためにも、そのアニメを細かくチェックしますか？　また、別のコスプレイヤーさんをチェックしたりもするんですか？

山崎：
どっちもチェックしてます。アニメのキャラの画像も細かいところまでチェックしますし、コスプレイヤーさんが何のカラコンを使ってるのかとか、どの生地が1番衣裳に近いのかとかもチェックしますね。例えば『SPY×FAMILY』のアーニャの制服って、今売られているのはだいたいツルツルのサテン生地だったりするんですけど、本当はベロア生地なので、そういうところはこだわりたいなって。

――すごいですね。カラコンでこだわるポイントは？

山崎：
アニメのキャラって、カラコンでけっこう変わるんですよ。女性キャラは、カラコンの縁が黒くて太いものの方が目が可愛く見えますし、逆に男性キャラは縁がない方がカッコよく見えるんです。で、カラコンの実物と、それを着用した状態では、人によって見え方が違ったりするので、自分に合う物を見つけるのに1個1個かなり厳選してますね。またそれが楽しいんですけど（笑）。

――ということは、キャラクターによってカラコンを変えてるんですか？

山崎：
はい、毎回変えてます。同じカラコンのキャラクターもいるんですけど、だいたいは新しく買ってます。

――本当に細部にまでこだわっているんですね。

山崎：
こだわってます！

――撮影時のポージングで気を配っていることは？

山崎：
そのアニメキャラを検索して画像を見ながら、指先までこだわって同じポーズをやってます。お母さんに全部指示してもらいながら（笑）。

――弟さんもスタジオを取ってくれたりするそうで、ご家族みなさんで作り上げているんですね。

山崎：
弟はカメラマンもやってくれて、禪院真希さんの写真は弟が撮ってくれたんですけど、寝転がって“もっとこうして！”みたいな感じで全部指示してくれるんですよ（笑）｡弟もアニメ好きでキャラへのこだわりも強いので、アドバイスしてもらってます（笑）。

――（笑）。弟さんからもらった印象的なアドバイスは？

山崎：
“顔デカく見えるから、首はもっとこういう角度にして”とか（笑）。

――それ、すごいですね（笑）。

山崎：
（笑）。角度によっては、本当に大きく見えちゃったりするので、ミリ単位で“もっと左！”とか言われました（笑）。そんなふうに家族全員がこだわりを持ってやってます（笑）。

――それがクオリティにつながっているんですね。

山崎：
はい、ありがたいです！