【連載】RaMuのムビずきゅ!第7回:今年のホラー映画部門・暫定1位作品「ストレスフリーでしっかり怖くなれる」
【連載】RaMuのムビずきゅ!第7回:今年のホラー映画部門・暫定1位作品「ストレスフリーでしっかり怖くなれる」RaMuのムビずきゅ!第7回:今年のホラー映画部門・暫定1位作品
映画が大好きなグラビアタレントYouTuberのRaMuが、今オススメしたい映画を愛情いっぱいに紹介していく本連載。今回は、RaMuにとっての今年のホラー映画部門・暫定1位作品について語る。
伏線回収が気持ちいいのなんの!
まずはざっくりとあらすじを……。
子供が次々と失踪する事件が多発しているとある町。主人公の少年フィニーはマジシャンと名乗る男性にとうとう誘拐されてしまう……。さあ、どうやって脱出する!?
おっと、かなり説明が少ないですが、ここまでにしておきます。あまり話してしまうと勘のいい方は察してしまうのでね。
この映画、ジャンルが難しいのですが、サスペンスホラースリラーとでも言っておきましょう。なんせおいしいものが、とても詰め込んであるのです。ちなみに、原作を書いたのはジョー・ヒルという方なのですが、なんとスティーブン・キングの息子さんなのです。映画好きの方なら、なんとなくこの映画、期待できるぞ!と思えますよね。
まず、この映画はしっかり怖いです。特にジャンプスケア(びっくりさせる演出)がとても秀逸。だいぶ怖いです。しかし気持ちいいと思えるくらいタイミングとテンポがよい。たまにあるじゃないですか。驚かせるのがしつこかったり、驚くタイミングがわかっちゃうホラー映画。その点に関しては、ストレスフリーなジャンプスケアでした。
そしてストーリーもちゃんと楽しめて、伏線回収が気持ちいいのなんの! 終わり方も近年観る映画では、珍しくすっきり終わってくれます。
スコット・デリクソン監督の過去作で『フッテージ』という映画があるのですが、“この監督、子どもが嫌いなのか……?”と思っちゃうくらい子どもの使い方がひどいんです(笑)。しかし、『ブラック・フォン』は本当に同じ監督か?と思うくらい兄弟愛や家族愛、友情が光に光った最高ジュブナイル映画でした。
さすがスティーブン・キングの息子!
ぜひこの夏はストレスフリーでしっかり怖くなれる『ブラック・フォン』で涼しくなってみてはいかがでしょうか。今日も読んでくれてありがとうね!
また次回! じゃあの~。
筆者近況
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