【インタビュー】フィロソフィーのダンス、ライブアクトとしての本懐「私たちはバンド的な自由さとか爆発力を持っていた方が輝く」

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4人とも戦闘力が上がったので、異種格闘技戦のようなライヴをしていきたい（十束おとは）

――最後に今年の目標を教えてもらえますか？

十束おとは：
フィロソフィーのダンスは、今まで階段を小股でダダダって上がってきて、みんなが予想していないことはあんまりして来なかったように感じているので、今年はもうちょっと大きく出てもいいのかなって思っています。（インタビューに同席した加茂啓太郎プロデューサーを見ながら）これ、加茂さん次第なんですけど（笑）。我が子を育てるようにけっこう堅実に育ててきてもらって礎や基礎力はついたので、ここからは一発勝負に出て世の中の人があっと驚くようなこととかもしていきたいです。4人とも戦闘力が上がったので、もっと4人で集まった時のオーラみたいなものを身につけていけるように、バンドさんと異種格闘技戦のようなライヴをしていきたいなって気持ちがあります。

――やはりバンドとの対バンで得られるものは大きい？

十束おとは：
そうですね。たぶんScoobie Doさんとツーマンしたことが大きかったと思います。私たちの中で予定調和っていうのが完全に崩れて、人の予想をいい意味で裏切った時によいライブになるんだ、人の心に響くんだっていうのを4人ともが感じたのが、Scoobie Doさんとのライブでした。だから、あのツーマンで4人ともがライブに対する考え方が変わりましたし、そこからさらにバンド感が出てきたと思います。私たちは、どんどんほかのジャンルの人たちと触れ合った方がいいので、いろんな方からの対バンのお誘いお待ちしております（笑）。

――バンドとの競演が、フィロのスのアイドル観を変えるんですね。

十束おとは：
表情とかダンスとかを見ていると、私たちはやっぱアイドルだなって感じるんですけど、バンド的な自由さとか爆発力みたいなものを持っていた方がグループとしては輝くと思うので、アイドルとバンド半々ずつぐらいの気持ちがいいのかなって思っています。

――アイドルとバンド、どちらかに重点が置かれるのでなく、その2つの要素がバランスよく融合しているのが、フィロソフィーのダンスの個性になるんでしょうね。

十束おとは：
そうですね、それが一番気持ちいいです。

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イベント情報

奥津マリリ生誕祭
会場：TSUTAYA O-WEST
日時：7月16日（火） 18:30開場/19:00開演
チケット：前売り￥4,000/当日￥4,500　別途ドリンク代￥600

撮影協力：cuma
TEL:03-6416-4059