【インタビュー】フィロソフィーのダンス、ライブアクトとしての本懐「私たちはバンド的な自由さとか爆発力を持っていた方が輝く」

【インタビュー】フィロソフィーのダンス、ライブアクトとしての本懐「私たちはバンド的な自由さとか爆発力を持っていた方が輝く」

【インタビュー】フィロソフィーのダンス、ライブアクトとしての本懐「私たちはバンド的な自由さとか爆発力を持っていた方が輝く」

鈴木 健也

Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)

2019.05.08

フィロソフィーのダンスのライブを一度でも目にしたことがある人なら、彼女たちのアイドルグループとしての類稀なる実力の高さを理解していることだろう。今回、常にハイレベルなパフォーマンスを見せてくれる彼女たちに、“ライブ”をテーマにしたインタビューを敢行。4月に開催された初のバンドセットツアーをはじめ、ステージにかける想いやグループの個性について、4人にじっくり話を聞いた。

撮影:曽我美芽

バンドとしてツアーを回っているイメージが強い(日向ハル)

――現在(取材日は4月21日)は、バンドセットツアー<Bandwagon vol.1>の大阪と名古屋公演が終わったところですが、ライブの手応えはいかがですか。

奥津マリリ:
今までのツアーのどれとも違うバンド感がすごくあって。バックバンドがいた恵比寿リキッドルーム(2018年6月16日)とか品川ステラボール(2018年12月16日)とも違っていて、ライブ中にアレンジが変わることもあるんですよ。そういう思ってもいなかったことが起こった時に、自分の気持ちがどう動くのか?ということを含めて楽しいです。

――バックバンドのメンバーは、前回までと変わらず?

日向ハル:
宮野(弦士/G,Key)さんは変わっていないんですけど、宮野さん回りの若手ミュージシャンの3ピースになりました。今まではサポートしてもらっている感じだったんですけど、今回はフィロソフィーのダンスとミュージシャンで1つのグループという感じで、バンドとしてツアーを回っているイメージが強いです。

十束おとは:
ミュージシャンの方たちが、何回かリハーサルをしてアレンジを練りに練ってきてくださったので、すごくやりやすくて。それに妥協をしないでちゃんと意見を言ってくれるメンバーが揃ったので、7人で1つのライブを作り上げているような感覚があって、ツアーファイナルの東京に向けて不安は1個もないんですよ。いろんなところを変えてみたりとか、試行錯誤できるようなチーム感があるので、本当にいいライブができる自信があります。

――どういうところを変えてみるんですか?

十束おとは:
名古屋と大阪を経て、セトリを変えてみようって話してます。セトリを変えるのって、本当はすごく大きな決断じゃないですか。だけど、バンドメンバーさんからこうした方がいいっていうような前向きな意見をもらえたんです。あとは、マリリが間奏に煽りを入れたいのでそれに合わせて変えてみるとか、そういう小さなところもけっこうあります。

――メンバー自身も、変化への対応力が身についてきたのではないですか。

奥津マリリ:
決められたことをやるっていうよりは、その時に心に湧いて出てきたものができるようになったのかなって思います。臨機応変に。

――フィロのスはもともと歌唱力のあるグループなので、生バンドと対等にパフォーマンスができるのかなと思っています。

奥津マリリ:
この前スタッフさんから聞いたんですけど、今までのライブではボーカルマイクへの音の被りを防ぐためにドラムセットの前に防音用の透明なボードが立っていたんですよ。でも、今回のツアーからはそのボードがなくなって。それはメンバーの声量が上がってきて、私たちの声がバンドにも負けなくなったからなんです。その話を聞いて、ちょっとは成長できたのかなって嬉しくなりました。

――なるほど。ちなみに、ライブの時はイヤモニをしているんですか?

十束おとは:
していないです。

奥津マリリ:
カッコいいでしょう(笑)。イヤモニを使っていない方が負けていないというか、生きている感じがしますね。

――会場によってモニター環境ってけっこう変わるし、フィロのスはダンスをガンガンしながら歌っているから、それはすごいですね。

十束おとは:
本当ですか? 嬉しい(笑)。でも、いつかイヤモニを作って、ラインストーンでメンバーカラーの装飾をしたいんです。

奥津マリリ:
ギャルかよ!って(笑)。花道があったり、空を飛ぶような演出があったらつけなくちゃいけないと思うけど(笑)、そこまでは必要ないかなって思っています。

――パフォーマンス中に意識して聴いている楽器ってありますか?

十束おとは:
宮野さんがベースの音を聴くと音程が採りやすいよって言ってくれたので、今回はわりとベースの音を聴くようになりました。

――日向さんはバンドをやっていましたが、どうですか?

日向ハル:
特にないんですよ(笑)。

奥津マリリ:
あはは(笑)。

日向ハル:
自然と聴こえてくるものを聴いています(笑)。今まで意識したことはなくて。自分の声が聴こえていればいいかなと。

奥津マリリ:
私はドラムをよく見ているかもしれない。ドラムのリズムが大事になっている曲がけっこう多いので。バンドは、目で見てわかることも多いじゃないですか。

――バンドメンバーとアイコンタクトもします?

奥津マリリ:
めっちゃしますね(笑)。みんな、するよね?

日向ハル:
バンドメンバーがいるんだったら、見ないと意味がないと思っているので、めっちゃ目は合わせますね。

日向ハル(フィロソフィーのダンス)
日向ハル(フィロソフィーのダンス)
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