【インタビュー】青山ひかる、『映画版 ふたりエッチ ～ダブル・ラブ～』主演への強い想い「キュンとして、最後にほっこりしてもらえたら」

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初めて着た衣装もあって、コスプレシーンは楽しかったです

――撮影中に特に楽しかった思い出は？

青山：
全体的に楽しかったですね。本当にくだらない話から、みんなでこうしたらいい、ああしたらいいって、画角がこうだからこうしますか？とか話し合ったりして。あと、澤井まどかちゃんが演じた（菊地）みゆきちゃんが、すごくいいキャラなんですよね。優良さんの旦那さんの真さんへの想いが深すぎるし、本当にいいキャラなので、途中、マジで負けたわって思って、監督にも“優良さん、負けましたね。もう無理じゃないですか？”って言っちゃったんです（笑）。でも、監督に“いやいやいや、真さんにとっては優良さんが一番なんだから”って励まされて、“そうですよね、頑張ります”って気持ちを入れ替えました。

――あのストーリー展開だと、確かにみゆきちゃんに感情移入しちゃいますね。

青山：
そうなんですよ、みゆきちゃんは可愛すぎて応援したくなっちゃいますよね。私も、途中完全に青山個人の目線で作品を観ていて、優良さんはみゆきちゃんに勝てないって思いました。

――とは言え、由良さんも、旦那さんに対して深い愛を持っているじゃないですか。

青山：
由良さんも本当に可愛いですよね。“モテ期って何？”とか、梨香にいろいろ相談したりとか。コスプレシーンも本当に面白くて。最後のオチ（海女さん）は何なんだって感じですけど（笑）。あれは、助監督さんが“これ、絶対着て。めっちゃ似合うよ”って言っていたんですけど、私は“絶対ウソですよね？”って思っていました。グラビアでも着たことないですよ。でも、あのシーンは、特に楽しかった思い出です（笑）。

――あのコスプレシーンでは、たくさんの衣装を着ていましたよね。

青山：
5、6着ぐらい着ました。制服とかセクシー下着みたいなのとか。

――グラビアでも、ここまでたくさんの衣装を着ることはないんですか？

青山：
海女さんは着ないですね（笑）。私もカメラを向けられた時は、本当に首をかしげるしかできなかったです。

――そういう意味でも、今回の映画は青山さんにとって大きな経験になったんじゃないですか？

青山：
そうですね。映像のお仕事はそこまでやってこなかったのですが、今回ガッツリやらせていただいて、こういう感じなんだって知ることができましたし、たくさんの経験ができました。

――先ほど撮影の合間にライブがあったとおっしゃっていましたが、今回の撮影を経てライブパフォーマンスに変化はありましたか？

青山：
先日ライブに初めて来た方に言われたんですけど、前物販で、私すごく機嫌悪そうだったらしいんですよ。別にそんなことないんですけど、普段がそういう顔なので（笑）。通常どおりだったけど、なんか不機嫌そうに見えてしまったようで。ただ、ライブが始まったら、めちゃめちゃアイドルの顔になっていたみたいなので、ライブではアイドルらしいハツラツとした笑顔になっているんだなって改めて思いました。

――表現者として今後の目標は？

青山：
ホントいろんなことをやりたいと思っているので、映像にも出たいし、バラエティにも出たいんです。その中で自分の趣味を仕事にできたらなと。私、もともと声優がやりたくてこっちに出てきたので、声のお仕事もできたらいいなって思っていて。ただ、今はグラビアを極めたいっていう気持ちがあるので、まだまだスキルアップをして、いろんなことに挑戦したいですね。

――最後に映画の見所を教えてください。

青山：
『映画版 ふたりエッチ ～ダブル・ラブ～』に関しては、真さんがすごいモテるんで、佐々木（道成）さんの顔がめっちゃ面白いんですよ。本当にデレっとしているな、この人って（笑）。そういうところと、私の七変化みたいなコスプレを楽しみにしていただければ。あとは、みゆきちゃんが登場するところがいいシーンなので、ぜひそこでキュンとしてもらって、最後にはほっこりしてもらえたらと思います。

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映画概要

映画版 ふたりエッチ ～ダブル・ラブ～
出演：青山ひかる
佐々木道成　吉田早紀　大島正華　相良朱音　石田隼　久保瑛則　森本のぶ
澤井まどか　八条院蔵人　霜月めあ　武藤令子　

原作：克・亜樹「ふたりエッチ」（白泉社「ヤングアニマル」連載）
監督・脚本：近藤俊明
製作：永森裕二
プロデューサー：飯塚逹介/向井達矢
原作協力：ヤングアニマル編集部（白泉社）永島隆行/村松友貴
製作・配給：AMGエンタテインメント
2019年/日本/カラー/ビスタ

■ストーリー
小野田優良と真は、2人とも性体験がまったくない童貞・処女で、そのことを知らずにお見合い結婚してから3年目。ある日優良が雑誌の占いを見て大騒ぎ。2人の相性が最悪で、真には突然異性が大接近するというのだ。そんなのくだらないよと一蹴する真だったが、バリバリ仕事をこなし既婚者の落ち着きを見せる姿に社内の多くの後輩女子社員から言い寄られて“モテキ”を迎えていた。そんな社内に新卒で入社したのは、真が大学生時代に家庭教師として受け持っていた菊地みゆきだった。実はみゆきは当時から真に想いを寄せており……。

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