26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨［インタビュー後編］最後まで貫き通すアイドルとしての矜持「“ニジマスってすごいね”って言われているうちに終わりたい」江嶋綾恵梨（26時のマスカレイド）インタビュー後編

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いろいろな人が来てくれるので、最高の状態を観てほしい

――日本武道館でのライブは、どんなものにしたいですか？

江嶋：
ラストライブと間がないので、それとは雰囲気は変えたいと思っています。今はまだ会議中で、どうなるのか決まっていないので、雰囲気が違うとしか言えないな（笑）。ラストライブとはまったく違うものになると思います。

――日本武道館公演の内容について、メンバーの間で話はしましたか？

江嶋：
いつも最初にスタッフさんから叩き台を出してもらって、そこにメンバーの意見を取り入れていく感じでライブの内容を決めていくんです。もちろん、最初にやりたいことがあれば、まずそれを伝えます。これまでもやりたいと思ったことは叶ってきているんですけど、いざ武道館となったら、“えっ、どうしよう？　何したい？”みたいな感覚だったりするんですよ。今はまだそこに立てることが嬉しすぎて、それだけになっちゃっていますね（笑）。

――江嶋さん自身は、お客さんとして日本武道館にライブを観に行ったことはありますか？

江嶋：
ヒゲダン（Official髭男dism）を観に行きました。コロナ禍になる直前でしたね。初武道館ライブだったかも。QunQunの時は、少林寺拳法を観に行ったので（笑）。生で観たのはヒゲダンさんが初めてですね。もう感激して、しっかりファンクラブに入会して帰ってきました。ステージ後方の北側までお客さんが入っていて、びっくりしました。まだ声出ししても大丈夫な時期だったんで、お客さんの歓声もすごかったし。

――そんな圧倒された日本武道館のステージに、今度は自分が立つわけですね。

江嶋：
ヤバいです（笑）。武道館アーティストって、ある意味、世間に認められた存在だったりするじゃないですか。そう考えると、すごいなって改めて思います。ファンの人にもそれをわかってもらいたいな……そんなこと、言うまでもないですね（笑）。バンドでも、“武道館を目指して”って目標にしているグループも多いですよね。やっぱり音楽をやっている人たちにとって、武道館に立つって本当に大きなことだと思うし、周りで音楽をやっている人たちから“本当にすごいね”って言われるので……。

――プレッシャーも感じていますか？

江嶋：
私、あんまりプレッシャーは感じないタイプなんで（笑）。楽しみの方が強いです。いろいろな人が来てくれるので、最高の状態を観てほしいですね。とにかく楽しみ。