【インタビュー】青山ひかる、『映画版 ふたりエッチ ~ダブル・ラブ~』主演への強い想い「キュンとして、最後にほっこりしてもらえたら」

【インタビュー】青山ひかる、『映画版 ふたりエッチ ~ダブル・ラブ~』主演への強い想い「キュンとして、最後にほっこりしてもらえたら」

【インタビュー】青山ひかる、『映画版 ふたりエッチ ~ダブル・ラブ~』主演への強い想い「キュンとして、最後にほっこりしてもらえたら」

鈴木 健也

Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)

2019.05.07

連載22年を迎える人気漫画『ふたりエッチ』の劇場版『映画版 ふたりエッチ ~ラブ・アゲイン~』と『同~ダブル・ラブ~』の主演を務めた青山ひかる。夫への一途な想いから、時にセクシーなコスプレを着てしまうなど、世の男性の理想が詰まった女性・小野田優良役に、青山はどのように向き合ったのか? 彼女の本作にかけた強い想いに迫る。

もうどうしたらいいんだろう?の連続でした

――今回の映画は歴史ある漫画が原作ということで、主演が決まった時にはどういう思いを持ちましたか?

青山:
嬉しいっていうのもあったんですけど、驚きの方が強かったですね。自分のもともとの性格は、優良さんからかけ離れすぎているんですよ。どちらかと言えば、優良さんの妹の梨香っぽいサバサバした感じで。優良さんのようなほんわかしている感じは全然ないので、“うそでしょ!?”っていう驚きがありました。

――それでは役作りで工夫したところは?

青山:
役が決まってすぐに撮影だったので、どうしたらいいんだ?となったんですけど、私の中での一番の可愛さを出すように意識しました。ぶりっ子とかじゃなくて、うるさくない程度の可愛さというか。声をワントーン上げて、おしとやかな感じの子になるように演じましたね。

――優良さんって、男性の理想が詰まったキャラですよね。

青山:
本当にそうなんですよ。あと、優良さんってタレ目じゃないですか。でも、私、ツリ目なので、ツリ目をタレ目にすることはできないなと。そこは本当に申し訳ないんですけど、この顔のまま行かせてもらいました。時間があれば、もうちょっと変われたのかもしれないですけど(笑)。なので、自分の中では性格だけは最大限変えましたね。普段とは全然違う、けっこうふんわりした感じに。あとは、おしとやかでおとなしい子なので、そんなに大きい動作をしないようにしました。動きすぎると優良さんっぽくないなとか、いろいろと考えて。撮影現場で監督とも相談しながら演じましたね。

――監督から言われて印象深かったことはありますか?

青山:
監督がすごく優しくて、台本になかったけど、私が思わず言っちゃったセリフに対して“そういうこと言いたくなるよね。そのセリフ、そのまま使っちゃおう”とか言ってくれて。だから、すごくやりやすかったです。

――演技しやすい現場だったんですね。

青山:
そうですね。優良さんは自分とは違いすぎるので、撮影中の1週間は完全にわけがわかんなくなっていましたけど(笑)。実はライブの遠征が入っていたので、撮影を抜けた時があって。そのライブもよくわかんなくなっていましたね。いつもはライブ中にすごく煽ったり、激しく動くのに、その時は全然大人しくなっていて、まわりも“どうした、今日?”みたいな感じになって。それで“あー、ごめんごめん”みたいな。あと、優良さんは結婚しているので、左手の薬指に指輪をつけてるじゃないですか。それで撮影中に薬指を触るのが癖になっていたんですけど、ライブの時もすごい触ってて。でも、“あれ、ないわ?”みたいになってました(笑)。

――そういう意味では、かなり役に入り込んでいたんですね。

青山:
そうですね、けっこう役に入り込む人なので。その時、別の舞台の稽古もしていて、そっちはテンションが高い母親役だったんですよ。

――また違ったキャラですね。

青山:
全然違ったので、しっちゃかめっちゃかになっていて。でも、楽しかったです。

――今回の映画はセクシーなシーンが少なくないのですが、すんなりできましたか?

青山:
そういうシーンは初めてだったので、もうどうしたらいいんだろう?の連続でしたね。どうしたらギリギリ見えないんだろう?とか、モニターで確認したり、監督に聞きながらやっていました。別に緊張はしなかったんですが、疑問ばかりでしたね。あと、監督からピュアに撮りたいって言われていたので、あんまりガッツリやりすぎるとダメだよなとか考えたりして。でも、どうしたらいいのかわからなくて、監督に教えてもらいながら“ああ、こうですね”みたいな感じで演じてました(笑)。

――その辺りのバランスは難しいですよね。ピュアな感じを出しながらも、原作ファンの期待にも応えなくちゃいけない。

青山:
そうなんですよ。だから、その間を行くのがすごく難しくて。原作初期のようなピュアの雰囲気を全面に出して行きました。

――ひとりの女性として青山さんは、優良さんのような行動はできますか?

青山:
できない、難しいです(笑)。

――まあ、旦那さんの会社に忍び込むとかできませんよね(笑)。

青山:
そうですね。やっぱりああいう展開って、漫画とかアニメのシチュエーションだと思うんですよ。旦那さんの会社の女性社員の制服を盗んで、それを着て忍び込むとかヤバいじゃないですか(笑)。でも、梨香が会社に忍び込むシーンは、めっちゃ面白いですよね。

――ああいうコメディ的なシーンって、役者さん自体はきっちり演じないと形にならないじゃないですか。

青山:
そうそう。だから、みんな、けっこう全力でやっていました。カメラさんも意見を言ってくれることがあって、それを受けて“おーやってみます!”みたいな感じでした。

――そうやってみんなで意見を出し合って、チームで作品を作っていたんですね。

青山:
そうですね。チームのように和気藹々とやらせていただいて。なので、“こうしたらいいんじゃない? ああしたらいいんじゃない?”とか、監督にもたくさん教えていただいて。すごく楽しかったですね。

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