能條愛未、1st写真集のお気に入りカットを明かす「素のまんまの私が写っている」

能條愛未、1st写真集のお気に入りカットを明かす「素のまんまの私が写っている」

能條愛未、1st写真集のお気に入りカットを明かす「素のまんまの私が写っている」

元乃木坂46 1期生の能條愛未が、7月3日(日)にHMV&BOOKS SHIBUYAにて<1st写真集『カーテンコール』お渡し会>を開催した。お渡し会の前には、メディア向けのイベントに登壇。本記事では、そのオフィシャルレポートをお届けする。

能條愛未<1st写真集『カーテンコール』お渡し会>HMV&BOOKS SHIBUYA(2022年7月3日)

2泊3日の沖縄ロケにて撮影された同書。食事をしたり、横になってくつろいだり、風に吹かれてみたりと、流れゆく時間、変わりゆく景色の中で、現在、舞台女優として活躍する能條愛未が抱く素直な感情を、写真家・熊谷直子が丁寧に切り取っている。ボリューム満点の写真のほか、約1万字に及ぶロングインタビューも収録。27歳・今の能條愛未を知ることができる1冊となっている。

お渡し会の前には、マスコミイベントに登場。“こんなに多くの媒体さんにお集まりいただけるとは思っていなかったので、緊張しています”と、お辞儀をしながら照れ笑いを見せた。

発売から3日経っての反響については“まだあまり聞けていない”とのこと。“このあとのお渡し会でファンの方に聞いてみたいと思います。みんな、何て言ってくれるかな。ちょっと怖いです(笑)”と期待と不安が入り混じった心境を明かした。

乃木坂46の卒業から3年が経ったタイミングでの写真集のオファーには“いつか(写真集を)出してみたい気持ちはありましたが、あまり現実的な願望じゃなかったのが正直なところ。乃木坂46にいた頃も、周りのメンバーが写真集を出すたびに「スゴいなぁ、おめでとう」とお祝いしては、「私にはまだまだ先の話かなぁ」と思っていたので”と、驚きしかなかったそう。“いまだに信じられない”といった表情で受け答えしつつも、“1冊の中に自分の写真だけが並んでいるのを見た時は感動しましたね。少しウルッときました”と、素直に完成した写真集への喜びも示した。

1st写真集を撮影するにあたり、意識したのは身体作り。“やっぱり写真集というと、水着やランジェリーでの撮影があるじゃないですか。普段は見せないお腹や足、腕が露わになるので、恥ずかしくない程度に引き締めようと、筋トレをしてみました”と、気合いを入れて臨んだことを明かした。

全編沖縄ロケとはいえ、4月上旬の撮影は少し肌寒かったそう。“本作に収録されている夜の海で遊んでいるシーンは、けっこう寒かったです(笑)。顔が強張っていないか心配でしたけど、すごく爽やかな写真に仕上がっていたので安心しました”と撮影を振り返った。

特に気に入っているのは、朝イチにお風呂で撮影した見開きのカットとのこと。“今まで、(ほかのお仕事含め)いろんな写真を撮っていただきましたけど、本当にすっぴんの状態で撮られると「うわぁ、写真集なんだなぁ」と、より実感したというか(笑)。緊張しましたが、素のまんまの私が写っているのでお気に入りです”と微笑んだ。

タイトル『カーテンコール』は、舞台や演劇などで演目が終わったあとに、観客が拍手喝采を送り、舞台上に再び出演者らを呼び戻すことを意味する言葉。“「カーテンコール」を受けてお客さんに感謝の気持ちを述べる瞬間は、何にも替えがたい幸福感や達成感があります。緊張しいで、小心者で、怖がりな私が芸能活動を続けられているのは、まさに、あの瞬間が忘れられないから。撮影を終えたあとも、なかなかしっくりとくるタイトルが浮かばなかったのですが、本作中のインタビューを受けている時に、自然とこのワードがたくさん出てきて。「もう、これしかないっ!」って思いましたね(笑)”と、命名の理由を語った。

イベントの最後には“本作は、今の私のすべてが詰まっている写真集です。写真の見応えはもちろん、インタビューでは、生い立ちから乃木坂46時代の葛藤、卒業して女優業をやらせてもらっている今の気持ちなんかを、赤裸々に語らせてもらいました。ぜひ、じっくり読んでいただきたいなと思っています。たくさんの方に見ていただけますように”とコメント。去り際の笑顔からは、ファンへのお渡し会に向けて、さらに発売の実感が湧いているような印象を受けた。

なお、7月31日(日)には、大阪梅田の蔦屋書店でもお渡し会を開催予定。

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