4864.、Ringwanderung、タイトル未定、situasion[TIF2022メインステージ争奪LIVE前哨戦イベントレポート]夢の舞台への覚悟が心揺さぶるドラマを生んだ新宿の夜
4864.、Ringwanderung、タイトル未定、situasion[TIF2022メインステージ争奪LIVE前哨戦イベントレポート]夢の舞台への覚悟が心揺さぶるドラマを生んだ新宿の夜
“世界最大のアイドルフェス”として毎年恒例の<TOKYO IDOL FESTIVAL>。一昨年をコロナ禍でオンラインイベントとして開催、昨年は東京五輪との兼ね合いなどもあり、秋の開催となったが、今年は真夏のイベントとして復活を果たす。その注目イベントの1つ、<メインステージ争奪LIVE>が今年も開催された。
TIF初出演のアイドル8組が前哨戦となるライヴを実施し、観客の投票によって4組がTIFの初日に開催される決勝戦に進出。そこで優勝した1組が最終日にメインステージでパフォーマンスを行なえるという恒例のバトルライヴである。
本日6月18日(土)の新宿ReNYは、その前哨戦。第2部には、4864.、Ringwanderung、タイトル未定、situasionが決勝戦進出をかけて熱いパフォーマンスをくり広げた。本記事では、そのレポートをお届けする。
【situasion】
ストイックなパフォーマンスで見せつけた圧巻の光景
前哨戦の"トリ”を務めたのは、situasion。ハードなサウンドが鳴り響き、「JAPANESE HORROR STORY」へと雪崩れ込むと、激しいダンスをくり広げ、ステージを駆け回っていく。どこかシアトリカルな雰囲気のステージングは、他のグループと一線を画する個性的なものだった。
さらに重低音が強調されたハードなダンスナンバーを連発し、会場はカオスな雰囲気に。一転、「綺麗だ。」はスローなサウンドをバックに、6人が熱く歌い上げていく。昂った感情がこと切れたかのように6人がステージに倒れ込むと突如暗転。
ライヴは突然の終わりを迎えたが、MCも挟まず一気呵成に自分たちの世界を描き出したそのライヴは、彼女たちの気概が感じられる見応えのあるものだった。
situasion<TIF2022メインステージ争奪LIVE>1部
2022年6月18日(土)
新宿ReNY
M01 JAPANESE HORROR STORY
M02 樹海紀行
M03 3つの教典
M04 KAWARA GIRLS
M05 綺麗だ。
投票の結果は、4864.が配信100ポイント、会場214ポイントの合計314ポイント、Ringwanderungが配信180ポイント、会場349ポイントの合計529ポイント、タイトル未定が配信220ポイント、会場261ポイントの合計481ポイント、situasionが配信140ポイント、会場201ポイントの341ポイントで、Ringwanderungとタイトル未定が決勝進出を果たした。
1部を勝ち抜いたINUWASIとパラディーク、そしてRingwanderungとタイトル未定が、8月の決勝ではどんなライヴを披露してくれるのか楽しみだ。
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