【連載】RaMuのムビずきゅ!第6回:私の上半期新作映画ベスト3「1位は圧倒的……」

【連載】RaMuのムビずきゅ!第6回:私の上半期新作映画ベスト3「1位は圧倒的……」

【連載】RaMuのムビずきゅ!第6回:私の上半期新作映画ベスト3「1位は圧倒的……」RaMuのムビずきゅ!第6回:私の上半期新作映画ベスト3

2022.06.16

映画が大好きなグラビアタレントYouTuberのRaMuが、今オススメしたい映画を愛情いっぱいに紹介していく本連載。今回は、RaMuが上半期に観た新作映画の中からベスト3をピックアップして語る。

やぴ! RaMuずっきゅん!

もう6月ですね。6月のわりにはジメジメ感を感じないのは私だけですかね……。しかし、確実に梅雨の時期だと実感できるのが、この偏頭痛。早く夏よ来い。

今回は今年も残すところ半年となりましたが、私の上半期新作映画ベスト3をまとめたいと思います。

まず3位から。

『さがす』

片山慎三監督、佐藤二朗さん主演のこの映画。話題になったと思います。

大阪の下町で暮らす父と娘。ある日突然父が“指名手配犯を捕まえると300万もらえるらしい”と姿をくらます。娘は父を探し、父を探すも父を名乗る指名手配犯を発見する。

というお話。

内容がかなりよくできていて、話も二転三転と展開していくので、飽きずに見入ってしまいました。思わず“えっ!?”って何度も言ってしまう。佐藤二朗さんの独特の雰囲気も相まって、空気感を壊さずコミカルな表現を入れてくれるのも素敵。

日本映画特有のジメっとした演出に韓国映画のピリッとしたシリアスさが入り最高の映画。

片山監督がポン・ジュノ監督の助監督をされていただけあって、かなり完成されたストーリーとなっています。

鑑賞し終わったあとのなんとも言えない感情は片山作品に共通するものを感じました。観たくないものに蓋をしない。そんな作品を作るのに本当に長けています。ぜひみなさまには、片山監督のほかの作品も観ていただきたいものです。

2位
『SING/シング:ネクストステージ』

こちらは超ハッピー映画!

バスター率いるミュージックグループは、ついにエンタテインメントの聖地レッドショア・シティにてショーを行なうことに! しかし準備期間は3週間! ダンスも演技もできない中、ショーを完成させることはできるのか!?

前回に引き続き2作目となるこの作品なのですが、Spotifyでよく聴いている音楽がこれでもかってほど流れるし、も〜これは身体が動いちゃう動いちゃう。じっとして観ろ!と言われたら拷問レベル。字幕で観たのですが、2回も劇場に足を運んでしまいました。


まず、ショーを完成させるというドキュメンタリーちっくなストーリーがとても魅力的。レッスンに奮闘する様、大物歌手に“出演してくれ!”と説得する様、みんなが全員てんやわんやしてショーに向けて準備しているので、“早くショーを見せて!”とクライマックスに近づくにつれて、ものすごくワクワクしてしまうのです。

予告編を観ると、“妻を亡くし、歌えなくなってしまった大物歌手を説得するため奮闘する!”にピントを当てて宣伝してるため、“ん〜結末予想できちゃうし、やっぱ2はそこまでなのかな〜”と思ってしまったのですが、これは観なきゃわからない面白さや楽しさがギューギューに詰まった作品でした。

もう劇場上映は終わってしまったのですが、大画面で大音量で観てほしいものです。

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