【連載】26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨「一連の動きにダンスが役立ちました」着付け体験編26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨「えじのお茶会体験記〜大和撫子になっちゃうよ？〜」第4回

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メンバーには“着物着なよ〜、着物はいいぞ〜”って言いたい

――今回はお茶から離れて初めての着付け体験ということでしたが、いかがでしたか？

江嶋：
和に関することなら何でもやってみたかったので、めっちゃ嬉しかったです！　今年新潟に温泉旅行に行った時に簡単な着物は着たんですけど、ここまでちゃんと着たのは去年の秋に浅草に行った時以来で。“今年は着物をたくさん着よう”って年の初めに思っていたんですけど、今日改めて思いました。去年より、もっともっと着たい！

――先生が用意してくださった着物はどうでした？

江嶋：
自分だと安パイを求めちゃうから、茶色や薄いピンク、オレンジなどが多いんですね。私服も暖色が多いので、初めて水色を着たんです。でも意外と青系って着られるのかもって今日思っちゃいました。何でこんなに青を避けて生きてきたんだろうって（笑）。私服でも青っぽい色を探してみようかなと。

――着付けは以前からやってみたいと思っていたんですか？

江嶋：
着物が好きなのでずっと思っていました。浅草とかに行くと着物を売ってるじゃないですか。ああいうのを見るのも好きで、でも着られないから“人に着付けしてもらう方がいいや”っていつも買っていなかったんです。実家には着物も浴衣も置いているけど、こっちに来て1人で着ることはなかったので今日は嬉しかったですね。先生に付きっきりでやってもらったので、家でもう1回できるかっていったらめっちゃ不安ですけど（笑）。

――でも先生も褒めていたように、全然難しそうにしていなかったですよね。

江嶋：
右、左、後ろとか、そういう着付けに関する一連の動きは意外とダンスが役に立ったんですよ！　ダンスって、先生の手の動きを鏡で見ながら真似するじゃないですか。だから今日も先生と同じ手の動きをして、同じ手を着物に入れて……って、ずっとそういう風に先生の手を見ていました。

――さすが！　そこでダンスの経験が活きるとは！　では、今回着付け体験をして意外だったことや新たな発見はありましたか？

江嶋：
着物の柄を真ん中に持ってこないで片側に持ってくるとか。確かに言われてみればそうなんですけど、そんなことはこれまで考えたこともなかったので新たな発見でした。ほかにもいろいろそういう発見は多かったです。帯の柄の位置を調整するのはめっちゃ難しかったですね。

――そこが唯一難しいって言っていたところでしたよね。着物を着るより帯の方が難しかったですか？

江嶋：
難しかったです。形も綺麗にしないといけないし、後ろ側はわからないからどうしても鏡ばかり見ちゃう。でも先生の言っていることがよくわかりました。鏡を見始めちゃうとわからなくなるって。

――では今日の感想をメンバーに話すなら？

江嶋：
“着物着なよ〜、着物はいいぞ〜”って言いたいですね（笑）。メンバーはあまり着ないんですよね。もったいなさすぎる！

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――今回着付けを体験したことで、着物に対する気持ちは変わりました？

江嶋：
着物はもともと好きだったけど、いつも人形のように立って着させてもらっていたので、自分でやってもっと好きになりました。あとは先生が素敵な柄の着物を選んでくださったので、そういう柄を実際に自分で触って動かしたりできたのは嬉しかったですね。

――このあたりで先生からもコメントをいただきましょうか。

先生：
江嶋さん、本当にお上手でした。着物って、着慣れていないと何が何だかわからなくなってしまったり、裾をこんな風に綺麗にキメられずに斜めになってしまう人も少なくないんですね。腰回りの紐を結んでいる間に裾が広がってしまうなんていうこともありますし。でも江嶋さんは紐の扱い方も上手でしたし、力の加減もすごくよくわかっていました。全体的にバチっと決まっていて、1回目でこれは超優秀！　とてもよかったと思います。普段のレッスンでは3回ぐらいやってやっと覚えることなので、今の時点でこれだけ考えて着付けをできているのであれば、あとは回数を重ねることで自然と身につくと思いますよ。

江嶋：
やった！　お褒めの言葉をいただけた〜！　着物は最後のメンバーを招くお茶会でも着ますし、その前のレッスンでも予行練習として着ることになっているので今から楽しみです。先生、今日もありがとうございました！

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