川栄李奈、永山瑛太出演 短編映画『半透明なふたり』全編公開！【コメントあり】

川栄李奈と永山瑛太が出演する短編映画『半透明なふたり』が、本日6月8日（水）よりYouTubeにて全編公開された。

同作は、芥川龍之介の短編小説『鼻』を題材に、原作にはない“眼帯女”を登場させ、傷を背負った2人のラブストーリーを文学的に描いた短編映画。

鼻が顎のあたりまで垂れ下がった鼻男・龍也を永山が演じ、いじめに遭い片目を大怪我してしまった眼帯の女性・文を川栄が演じる。

監督・脚本は『CM・au 三太郎シリーズ』などで知られる浜崎慎治が務め、主題歌は藤井フミヤが担当。藤井フミヤが映画楽曲を手掛けるのは12年ぶりであり、同作のために書き下ろしたオリジナル楽曲となった。

また、映画公開を記念して6月8日（水）から6月14日（火）までの期間限定で、都営地下鉄大江戸線の六本木駅にて屋外広告を展開することも決定。永山瑛太、川栄李奈のシルエットとともに、同作の世界観を訴求するメッセージが六本木駅をジャックする。

ポスト

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コメント

永山瑛太：
『半透明なふたり』という作品が出来上がりました。

観ていただく方々にどのように感じていただけるかは僕にもわかりません。ただ、浜崎監督というユーモアのある監督が脚本を書かれて、監督・編集されて、伝えたいことは何なのか、半透明な2人はどこへ向かうのか、昨今の正体不明なモノに対して一石を投じるエンタテインメント作品になっていると思います。

楽しんでいただけたら幸いです。ぜひご覧ください。

川栄李奈：
この作品は短編映画ではあるんですけど、みなさんが観やすいようにモノクロだったりとか、ダンスシーンで感情を伝えたりとか、すごくメッセージ性の強い作品ではあるので、少しでも多くの方に何か感じてもらえたらいいな、という風に思います。

浜崎慎治（監督）：
今、世の中は傷ついています。コロナ、戦争、大災害……。身近なところでいうとSNSでの誹謗中傷。

いろんなことが窮屈で、鬱屈としたこの時代に前向きに生きていける希望になれるような作品を作りたいと思いました。

主人公は傷ついた（ハンディキャップを背負った）男女半分ずつの、半透明な彼らの出会いと再生の物語です。

藤井フミヤ：
水色と空色はかなり近い色なのですが、今回の主人公“龍也”とそれに寄り添う“文”。

不器用にしか生きられない2人が、お互いに相手の中に自分との共通部分を見つけることで自分自身と向き合い、ともに成長していく姿をイメージして作りました。

ぜひ映像とともに何度も聴いていただき、この曲の歌詞の世界も味わっていただければと思います。

『半透明なふたり』予告第1弾

『半透明なふたり』予告第2弾

永山瑛太・特別インタビュー映像

川栄李奈・特別インタビュー映像

藤井フミヤ・特別インタビュー映像