i☆Ris［ライブレポート］ファンと1つになってワクワク＆ドキドキを共有した全国ツアー東京公演

ライブ撮影：AZUSA TAKADA、Viola Kam (V'z Twinkle)

空港に見立てられたステージで、時計の針が“X（10）”を指し“DEPARTURE”の文字が光ると、それは“出発”の合図。そう、ここは『i☆Ris AirLine』。“夢のワンダーランド行きをご案内いたします！”。そんなアナウンスが流れると、まるでCAのようなピンクのお揃いの衣装に身を包んだメンバーが颯爽と登場。

CAさながら、キャリーバッグを携え、同公演のために作られたポップな新曲「Dream Travelers（ドリームトラベラーズ）」でテイクオフ（離陸）。リーダー・山北早紀の作詞曲「5STAR（仮）」で自己紹介が行なわれると、楽しいクラップが機内（会場）を包む。その後も“Let's Go!　Let's Go!”と色とりどりのペンライトの信号が揃う「ミラクル☆パラダイス」、客席とも息の合った「ハトビダンス」、MVが100万再生を突破した最新シングル収録曲「ハートビート急上昇」で高度を上げていく。

東京公演限定のプロジェクションマッピングがステージを包み込み、『i☆Ris AirLine』の離陸が映し出されると、景色は夏模様へ。たどり着いた先は『i☆Risビーチ』。ここではCAもオフモード。同公演の衣装の中でも1番人気という、花柄のリゾートワンピに身を包んだ5人が夏のバケーションを満喫する。夏といえば“恋がなきゃつまんない！　今からウチらと恋するよね？”（山北）と、「Summer Vacation Love」では弾ける“LOVE”を奏で、「Summer Dude」ではひと夏の恋を輝く笑顔とともにパフォーマンス。

旅は次の目的地『i☆Risnowland（アイリスノーランド）』へ……。ここから先の旅路は、ぜひツアーに足を運び、確認してみてほしい。

アンコールでは、プロジェクションマッピング映像にて、デビュー10周年記念ライブ＜i☆Ris 10th Anniversary Live＞を、デビュー日当日の11月7日（月）に東京国際フォーラム ホールAにて開催することを発表。舞台セットのフライト（公演）スケジュールの中に10周年記念ライブの情報が隠されていたという演出は、メンバーにもサプライズ。公演会場をステージで初めて知らされ“（東京国際フォーラムの）ホールCからAに昇格した！”（茜屋）とメンバーも驚きの様子で、会場に拍手と笑顔があふれた。

また、22ndシングル「Queens Bluff」が8月3日（水）にリリースされることもアナウンス。Netflixシリーズ『賭ケグルイ双』エンディングテーマで、i☆Risとしては約3年ぶりのアニメタイアップとなる。会場ではいち早くMVティーザー映像が公開され、i☆Ris史上最もクール＆オトナな楽曲とビジュアルに、期待感が高まった。たくさんの発表が行なわれ、メンバーとファンが1つになって、ワクワク＆ドキドキを共有した一夜となった。

久保田未夢：
i☆Risとして過ごしてきた10年間の経験や成長をみなさんにお見せできるように精一杯走っていきたい。引き続き見守っていただけたら嬉しいです！

若井友希：
10年続けられたんだ、とすでに感慨深い気持ちです。私たちの伝えたい想いをいっぱい受け取っていただけたら嬉しいです。

茜屋日海夏：
みんなと一緒に積み重ねてきた想い出を、また一緒に共有できたら嬉しいです。11月7日は私たちのために空けておいてください！

芹澤優：
この10年間、たくさんの関わってくれたみんなに、i☆Risを好きになってよかったなあと、笑顔になってもらえるようなライブにできたらいいなと思います！　最強のi☆Ris、待っててください！

山北早紀：
私たちの10年間のすべてを出し尽くすような、i☆Ris集大成のライブにしたいと思っています！　1日しかない10周年記念日、ぜひお待ちしております！

楽しい旅は、まだ折り返し地点。この“Traveling”の全貌は、ぜひ配信（6月12日（日）23:59まで）や、神奈川・福岡・宮城・埼玉公演にて。