第1回:アイドルと運営の関係を考える|二丁目の魁カミングアウト ミキティー本物の「本物のアイドル論」
第1回:アイドルと運営の関係を考える|二丁目の魁カミングアウト ミキティー本物の「本物のアイドル論」最近世間を巻き込んで話題になっている“アイドルと運営”の関係について
2019.04.27
アイドル界のさまざまなトピックを、唯一無二のゲイアイドルだからこその視点で斬り込む連載コラム(隔週土曜日更新)。第1回目のテーマは、最近世間を巻き込んで話題になっている“アイドルと運営”の関係について。プロデューサーとメンバーという2つの顔を持つミキティー本物は、この問題を一体どう考えているのか?
メンバーは決して替えのきかない存在
ツイッターとか見ていると、ファンが“特典会の値段が上がった”って言ってて、運営側もそれに対して説明していることがあるけど、その板挟みになっているアイドルにも苦情が行っていることがあるよね。
私たちはセルフプロデュースなので、自分たちでいろんなことが決められるから、何か言われたとしても自分たちで全部説明できるの。でも、アイドルと運営の意思疎通が足りていなくて、いざという時にアイドルの方が困っている印象が強い。
もちろん、いろいろなことを理解しているアイドルもいますよ。運営とたくさん話し合いながら、1つになって作品を作り上げているアイドルは本当に素敵だし、大好き。
私は、自分がやりたいように駒を動かしているような感覚で運営している人は好きじゃないの。アイドル側と運営側がちゃんと信頼し合っているのがいいなって思う。運営にはグループを作った時に、“この子たちじゃなきゃダメなんだ”って思ってほしい。アイドル側も運営に対してそれくらいの信頼を持って接して初めて素敵なグループになるんじゃないかな。楽屋でイチャコラしてるような運営とアイドルは問題外よね。
私はプロデューサーとして、今の3人は絶対に替えがきかないと思ってるし、この3人じゃなかったら二丁魁じゃなかっただろうって思ってる。
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