PassCode、バンもん！からAppare!、白キャン、ネオジャポまで カメラマン・真島洸［インタビュー後編］アイドルスチールの第一人者「写真家でもフォトグラファーだとも思ってない、カメラマンです」『偶像音楽 シン黒子列伝』第2回後編：真島洸

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メンバーとの信頼があるからこその画がある

——ライブ以外の写真も撮られてますよね、ポスタルジアとか。

真島：
基本、頼まれたらなんでもやります。ポスタルジアはムービー撮ったりしてます。本職ではないんで、見様見真似で調べながらやってるんですけど、頼まれればやるというスタンスで。

——ライブスチールとスタジオ写真で心構えは違います？

真島：
僕はメインがライブスチールなんで、フィールドが違うんですよね。スタジオマンを経験してからの今があるわけではないので、ずっとスタジオを経験した人がやるやり方じゃないんですよ、全部独学なんで。でも、普段撮ってるからこそわかる部分もあるんです。ライブスチールって、本人たちに会うことが多いから。アー写を撮ってる人よりも、会ってる回数は僕の方が多い。だから、この子はこういうのがいいな、あの子はああいう方がいいな、というのは普段接してるからこそわかってると思います。そういったところがフランクにじゃないですけど、身構えずに撮れたらいいなという感覚ですね。撮られる側としても“いつも撮ってるヤツだから気軽だ”みたいな感覚ですかね。

——信頼関係ですね。

真島：
ええ、メンバーとの信頼があるからこその画ってあるから。それこそ、バンドについてるカメラマン、そういうのがアイドルでもできればいいなって思います。NEOもMV撮影の時に撮った集合写真がめちゃくちゃいいんですよ。そういうのって、僕らの距離感だからこそできるもの。「Subliminal」のMV撮影がめちゃくちゃしんどかったんですけど、海での撮影で、これがラストカットか!?というシーンで、その前にみんなでワーっと撮った写真がめちゃくちゃよかったんです。そういうのいいですよね。

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