©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会

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のん、門脇麦、大島優子ら出演、映画『天間荘の三姉妹』公開決定!【コメントあり】

のん、門脇麦、大島優子らが出演する映画『天間荘の三姉妹』が、2022年10月28日(金)に公開されることが決定した。

同作の構想は、7年前に映画監督・北村龍平と漫画家・髙橋ツトムの会話から誕生。お互いを“盟友”と呼ぶ2人が“これはどうしても映画にしなければならない”と共鳴した物語が、髙橋ツトムの代表作『スカイハイ』のスピンオフ作品の『天間荘の三姉妹』である。

そこに、アニメーション映画『この世界の片隅に』のプロデューサー真木太郎と、NHK連続テレビ小説『エール』を手掛けた脚本家の嶋田うれ葉が加わり、映画化が進行。

物語の軸となる3姉妹の3女役には、『この世界の片隅に』の主人公・すずの声優を演じたのん。次女役は、大河ドラマから、映画、舞台まで様々な作品に出演する門脇麦。長女役に、近年数多くの賞を受賞し、役者としての表現力と存在感に大きな注目が集まる大島優子という実力派3人が顔をそろえた。

舞台は三ツ瀬という町の温泉旅館、天間荘。

“いのち。ひとの生と死、たましい。家族や近しい人たちとのつながり”という誰にとっても他人事ではないテーマを、温かく、力強く、時に観る者の心に問いかけながら、日常に寄り添う視線から見つめていく。世界がコロナ禍や戦争に突入し、人の生き死にが身近に感じられる現在に観るべきリアルなメッセージを持つ作品が誕生した。

今回、カジュアルな服装に優しい笑みを浮かべたのん、海関連の作業服と思われる衣裳をまとった門脇、着物を着用し凛とした佇まいの大島の画像が解禁となった。雲海からの地平線に『天間荘の三姉妹』とタイトルロゴが載ったイメージビジュアルも公開。

なお、5月15日(日)に、のん、門脇麦(事務所公式アカウント)、大島優子の3人のSNSアカウントに、30秒の動画がアップされ、ファンの間で話題となっていた。

のん 公式Twitterより

門脇麦(事務所公式アカウント) 公式Twitterより

大島優子 公式Twitterより

コメント

のん:
“天間荘の三姉妹”の原作を読ませていただいた時、とても感銘を受けました。

一瞬で奪われてしまった命。残された人たちはどう受け止めればよいのか、まだ終わっていないのです。原作に込められたメッセージは、ファンタジーの世界として描かれているからこそ強く届くものだと感じ、“参加したい”と決めました。そして、素晴らしいキャストのみなさまと演技を交わすことができる喜びもあり大興奮でした。

のん©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
ポスト
のん©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会

門脇麦:
撮影でともに過ごす時間を重ねるたび、本当の家族なんじゃないかと錯覚を起こすくらいに、ご一緒した方々の背中を見るだけで胸が熱くなる、そんな現場でした。幸せでした。大切な方と一緒に、大切な方を思い浮かべながら観ていただけたら嬉しいです。

門脇麦©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
ポスト
門脇麦©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会

大島優子:
ついにこの映画の情報が解禁になったことを大変嬉しく思います。

いつだろうかと、ずっと楽しみにしていました。北村龍平監督と最初のディスカッションをした時にこの作品への滾る想いと信じる想いなどを受け、とても興奮しました。それはこの作品の世界のような、現実ではないような現実、狭間の世界を実際に体感したのです。天間荘の3姉妹の長女として、みなさまの魂のお立ち寄り心からお待ち申し上げます。

大島優子©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
ポスト
大島優子©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会

北村龍平監督:
生きること、死ぬこと、そして、その先の世界。髙橋ツトムという比類無き才能が生み出した、魂の救済の物語。原作と出会ってからの長い長い旅路の果てに、優しく、切なく、温かい、とても特別な映画が生まれました。天間荘という宿に集まる“ワケあり”な人々。その1人ひとりをたまらなく愛おしく感じています。

人は生きていく。

命よりも長く。作り手の我々の想いを、観客のみなさんにお届けできる日を楽しみにしています。

髙橋ツトム(原作者):
『スカイハイ』シリーズは死を扱うストーリーですが、描いていることは常に与えられた人生を精一杯生きるということです。“天間荘の三姉妹”をご覧になった方の1日が充実していただけたらそれ以上の喜びはございません。

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