【連載】寺嶋由芙「私もデータを取って番組作りに役立てていきたい」｜ SHOWROOM編・後編「寺嶋由芙の推しごと訪問記」第1回：SHOWROOM編（後編）

もっともっと隙を見せていきます

寺嶋：
最後に、SHOWROOMのギフトって、春だったら桜とか季節ごとに変わっていて、いつも“すごい可愛い！”って思っているんです。

北：
そう言ってもらえると嬉しいです。バレンタインデーやホワイトデーなど、イベントや季節に合わせてギフトを用意しています。

寺嶋：
新しいギフトが出ると、“出てたよ！”って使ってくれるユーザーさんもいるんです。常に魅力的なギフトが揃っていて、すごいなって思います。

北：
ギフトもいろいろデータを取って、試行錯誤しながら作っています。SHOWROOMって、エンタテインメントにサイエンスを持ち込んだものなんですよ。

寺嶋：
はぁ～、すごく賢い感じですね！

北：
データを取っているのはもちろんですし、デザイナーチームも、使用する色1つに対するまですごくこだわって作っています。例えば“アイテムの色によって、使いたくなる、ならないの差があるのではないか”みたいな研究をしたり。

寺嶋：
より使いたくなる色があるんだ！　すごいですね。

北：
そういう傾向があるのではないかと仮説を立てて研究しているんです。実はある程度、解明できています。

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糸山：
でも、SHOWROOMの初期からあるだるまのギフトは、“日本っぽいものにしたい”というところから始まって、なんとなくだるまになったらしいんです。いろいろ考えて採用しているものもあるんですけど、なんとなく決めているものもあります（笑）。

北：
根本は遊び心ですからね。でも、同じギフトを作るのであれば、喜んでもらえるものにしたいし、効果があるものにしたい。そんなこだわりを持ってやっているんです。

寺嶋：
感覚的に決まることもあれば、データに則って科学的に分析している部分もあるんですね。

糸山：
最後に、こちらからもお聞きしたいんですけど、寺嶋さんとしては、今後どんな風に番組を続けていきたいと思っていますか？

寺嶋：
会いに来てもらっている感覚、会いに行っている感覚のある番組でありたいなとは思っています。一時期、番組のタイムテーブルを作って、何分から何分は“活動の振り返り”、何分から何分は“告知タイム”って事前に発表していたんですよ。でも、タイムテーブル通りに進んだ配信よりも、意外なところで話が脱線してしまった配信の方がみんなの反応がよかったりもするので、あまりかっちりし過ぎない方がいいのかなと思っています。握手会やトークイベントのように、ラフな気持ちで毎週水曜日にゆっふぃーに会いにくるというような気持ちで観てもらえる番組をずっとやっていければいいな……と、今日、お話をうかがって思いました（笑）。なので、もっと素を見せていこうと思います。今でも十分、素だとは思うんですけど、もっともっと隙を見せていきます！

北：
ゆっふぃーさんは、いつ何時でもしっかりしていますよね。そういうイメージがあります。

寺嶋：
じゃあ、配信中に寝ちゃったりしたらいいのかな。しゃべっている途中で寝ちゃうみたいな（笑）。私もそのあたりのデータを取って、番組作りに役立てていきたいと思います。今日は、ありがとうございました！

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