映画『流浪の月』劇場パンフレット(©2022「流浪の月」製作委員会)

映画『流浪の月』劇場パンフレット(©2022「流浪の月」製作委員会)

広瀬すず×松坂桃李ダブル主演映画『流浪の月』、劇場パンフレットの詳細解禁+著名人コメント到着!

広瀬すずと松坂桃李をW主演を務める映画『流浪の月』が、劇場パンフレットの詳細を発表した。

劇場パンフレットには、李監督と撮影監督・ホン・ギョンピョとの縁を繋いだポン・ジュノ監督からは、“李相日監督が映画的な怪力の持ち主であるということは前作『怒り』でもすでに感じていたが、今作ではさらに一歩、まさに最後までやりきっている。すべての俳優の繊細なニュアンスを光と影の中に描き出した撮影と演出の抜群の相性は、私に得も言われぬ嫉妬心を呼び起こした”という同作への賛辞のコメントが寄せられ、原作者・凪良が大ファンだと称する作家・島本理生は“文が更紗に向ける視線は、性でも恋愛でも同情でもなく、ましてや少女性に対する幻想や崇拝であってはならない。その奇跡は、もしかしたら誰も見たことがないものかもしれない。それが映画の中で見事に体現されていたことが尊かった”と繊細かつ鋭利な解説を寄稿。

また、広瀬、松坂、横浜流星、多部未華子をはじめ、李監督、ホン撮影監督、美術の種田、音楽の原のインタビューや、製作レポートも収録。

映画『流浪の月』劇場パンフレット内カット(©Hong Kyung Pyo)
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映画『流浪の月』劇場パンフレット内カット(©Hong Kyung Pyo)

著名人コメント(50音順)

木村佳乃(女優):
小説を読んで感じた心の震えを、映像がさらに深く伝えてくれました。とても感動しました。

島本理生(作家):
文が更紗に向ける視線は、性でも恋愛でも同情でもなく、ましてや少女性に対する幻想や崇拝であってはならない。その奇跡は、もしかしたら誰も見たことがないものかもしれない。それが映画の中で見事に体現されていたことが尊かった(※劇場パンフレットより抜粋)。

妻夫木聡(俳優):
行き場のない感情が、荒波のように引いては寄せ、寄せては返して、心がえぐりとられるようだった。事実や真実なんてどうでもいい。ただこの2人に幸せになってもらいたいと願う自分は間違っているだろうか。2人がたどり着いた先が、自分には絶望なのか解放なのかわからなかったが、この余韻に浸っていたいと思う自分に、これは救いの映画なのだと気づかされた。

ポン・ジュノ(映画監督):
李相日監督が映画的な怪力の持ち主であるということは前作『怒り』でもすでに感じていたが、今作ではさらに一歩、まさに最後までやりきっている。すべての俳優の繊細なニュアンスを光と影の中に描き出した撮影と演出の抜群の相性は、私に得も言われぬ嫉妬心を呼び起こした。

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