映画『流浪の月』メイキング写真(©2022「流浪の月」製作委員会)

映画『流浪の月』メイキング写真(©2022「流浪の月」製作委員会)

広瀬すず×松坂桃李ダブル主演映画『流浪の月』、監督・キャスト間の厚い信頼を捉えたメイキング写真公開

映画『流浪の月』が、5月13日(金)の公開に先駆けて、メイキング写真を公開した。

映画『流浪の月』メイキング写真(©2022「流浪の月」製作委員会)

このたび公開されたメイキング写真では、役づくりのためにお互いに時間を惜しまない、監督・キャスト間の厚い信頼や二人三脚とも言える関係性が垣間見える。

W主演を務めた広瀬と松坂が“(李監督は)準備のための環境や時間を用意してくれ待ってくれる”と揃って語る通り、李組の“粘り”は俳優ファーストの証と言える。たとえば広瀬は、映画では描かれない文(松坂桃李)と再会するまでの15年をつかむため、文と出会った公園や文のアパート、さらには事件後預けられた児童養護施設などを見学。現在の恋人・亮を演じる横浜流星と恋人どうしの関係性を築き上げるためにも非常に多くの時間とアイデアを与えられ、“役者どうしの関係性が、本当に人として情を持ち合える関係性に近づくまでに必要な時間を設けてくれた”と振り返る。

そして松坂も、“カフェを営む文を思いながらひたすらコーヒーを淹れる練習をしたり、幼い更紗(広瀬すず)と過ごした撮影用のアパートの部屋で寝泊まりしたり、離れ離れの15年を想像して日記を書いてみたりした。俳優が役作りのためにこうやりたい、考えたいと言えば、すべて実践させてくれた”と振り返り、“俳優を信じて、答えが見つかるまで待っていてくれる。だから安心して手探りで歩いてゆけた”と話す。

また本作は、長野県を中心としたロケーションの美しさにも大きな注目が集まっている。大町市にある青木湖で撮影したシーンは、俳優・スタッフが一丸となって天気・気温・時間と闘いながら3日間で撮り切った劇中有数の渾身の場面だが、メイキング写真からもその緊張と集中が伝わってくる。

映画『流浪の月』は5月13日(金)全国ロードショー。

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